【○魂】気まぐれ猫を飼いたい俺ら【男主】

１３.地球の猫ちゃん(神威side) ページ14

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(神威side)


さっき地球で猫ちゃんに会った。

正確に言えば会ったのはさっきではなくずっと昔。



俺がもっと小さくて、地球に住んでた頃。

近くで化け猫が出るっていう噂を聞き、
肝試し程度に行った神社。

そこには、俺と同じくらいの猫耳がはえた男の子がいた。

服は汚れて、顔には擦り傷がたくさんあるのに不思議と綺麗に見えた。

綺麗でいて、神秘的。

その場で立ち尽くして完全に男の子に見とれていた俺は、既に惚れていたのかもしれない。

そして、その男の子をずっと探してきた。



威「…やっと、見つけた」



自然と口角が上がるのを感じた。

宇宙船から見える地球。

あんなに小さな地球が愛おしく思える。


威「…あの自由な猫ちゃん」


きっと俺に靡(なび)かない。

…だからこそ惹かれる。


気ままで自由な猫ちゃんが俺の言うことだけを聞くようになった時、どれだけ気持ちいいか。

力づくじゃなくて、まず心からAを俺のモノにしたい。


今日はもう会えないけど、

ねえA。


必ず俺のモノにしてみせるよ。




威「必ず、ね」




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【H×H】君らの愛が重い【男主】


ぜひ！！！！↑

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