【歌い手】受け体質とか認めない！【男主】

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都会を賑わせてしまったあの日から一週間が経った。

ひたすら作業に明け暮れて死にそうである。


『ぁ…やっと…終わった……』


その場にドタッと崩れながら寝そべる。
背中がボキボキと鳴る。


久々にツイートしよっかな、とスマホを見た瞬間。

絶句してしまった。


［LINEの通知が5000件］



全て…都会を共に賑わせた馬鹿5人。

見るのさえ怖い…！！


まずまふくんの通知を見る。

まふまふAくん、今何してるの?

まふまふ無事帰れた?

まふまふ忙しい?

まふまふ返事しなくていいからなんかしら反応して

まふまふねえ

(着信)

(着信)

(着信)


………


頭おかしすぎでしょ…？！

とりあえず返事するか。。


Aごめん、作業で忙しかった!



おっ、既読はやっ…


(着信)

ﾄｩﾙﾙﾙ


『あ、もしもし？』

ま［ふざけてるの？Aくん］

『え、』

ま［僕があんなに送ったのに返事がたった1つ…？］

『ご、ごめんなさい』

ま［…覚悟しててね］


ﾌﾞﾁｯ
ﾂｰｯ ﾂｰｯ ﾂｰｯ


『や、やばひ』


まふくんのあんな低い声聞いたことがない。

怖すぎる。


怖すぎて他の人のメッセージを見るのが怖い(語彙力)


と、とりあえずここは平和大臣のさかたんで行こう…。


さかたAくん…今Aくんの家の前におるで…

さかたAくん…今Aくんの家の中に入って…

さかたAくんを探してます…

さかたあっ、Aくんいた

さかたAくんの寝顔写真をもらいました…

(写真)



『さかたんんんんん？！？！スタ爆だけかと思ったら最後の方なにこれ？！しかもほんとに俺の寝顔写真送られてきてるし！？え？！？！』


やっと作業終わったのにストレス溜まる一方かよ…！！！


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