検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:20,637 hit

其ノ久 ページ11

『…………は?』


あの剣士が鬼舞辻に遭遇している?そんなこと。ただでさえ柱の誰も接触したことがないと言うのに………?


周りの人が騒ぎ立てている。


それをお館様は口元に人差し指を翳し、皆さんの動きを静止させました。


お「鬼舞辻はね炭治郎に向けて追っ手を放っているんだよ。その理由は単なる口封じかもしれないが、私は初めて鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない」


お「恐らくは禰豆子にも鬼舞辻にとって予想外の何か(・・・・・・)が起きているのだと思うんだ」


竈「………」


お「わかってくれるかな?」


「……」


不「わかりませんお館様。人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です。承知できない」


ザシュッ!!


「!?」


『何してるんです…』


甘「(え?え?何してるの何してるの。お庭が汚れるじゃない)」


不「お館様…!!証明しますよ俺が。鬼という物の醜さを!!」


お「実弥……」


不「オイ鬼!!飯の時間だぞ喰らいつけ!!」


何してるんでしょうか?あんなことをして、あの人は馬鹿なのでしょうか。


そして気が付いたら剣士が縁側に手をついて叫んでいました。


竈「禰豆子!!」


禰「!!(人は守り、助けるもの。傷つけない。絶対に傷つけない)」

禰「プイッ」


………嘘?


お「どうしたのかな?」


ひ「鬼の女の子はそっぽ向きました。不死川様に三度刺されていましたが、血塗れの腕を前に突き出されても我慢して、噛まなかったです」


お「ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」

不/竈「「!!」」

バッ

伊「なんのつもりだ?冨岡…」

冨「…」

どうやら伊黒さんが冨岡さんに手を掴まれていたようです。


お「炭治郎。それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう」


そうお館様が言うと、剣士はお館様に頭を下げました


お「証明しなければならない。これから、炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てること」


竈「(何だろうこの感じ。ふわふわする…)」


お「十二鬼月を倒しておいで。そうしたら皆に認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる」


竈「俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を打ち切る刃を振るう!!」


お「今の炭治郎にはできないからまず十二鬼月を一人倒そうね」


竈「はい」


赤くなってる。何ででしょう?

其ノ拾→←其ノ捌



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

煮柚都(プロフ) - おk (2020年2月13日 23時) (レス) id: bf27443c25 (このIDを非表示/違反報告)
狐 兎 & 煮 柚 都(プロフ) - こっからとべるはず。 (2020年2月13日 20時) (レス) id: fbbc06fd8c (このIDを非表示/違反報告)
狐兎(プロフ) - よお。あのさ一応作ったよ。題名書いてないけど。題名は任せた。あと、作者の自己紹介。書いといてくだせぇ。注意も書き足したいことあったら書いてね。 (2020年2月13日 20時) (レス) id: 487b60512b (このIDを非表示/違反報告)
煮柚都(プロフ) - 雨歌さん» ありがとうございます!正直書いててそう思いました。はは (2020年1月27日 19時) (レス) id: bf27443c25 (このIDを非表示/違反報告)
雨歌 - 自分はここにいるから見失えませんけどねぇ。わからないですね。ははは。更新頑張ってください (2020年1月27日 16時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:煮柚都 | 作成日時:2020年1月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。