其ノ久 ページ11
『…………は?』
あの剣士が鬼舞辻に遭遇している?そんなこと。ただでさえ柱の誰も接触したことがないと言うのに………?
周りの人が騒ぎ立てている。
それをお館様は口元に人差し指を翳し、皆さんの動きを静止させました。
お「鬼舞辻はね炭治郎に向けて追っ手を放っているんだよ。その理由は単なる口封じかもしれないが、私は初めて鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない」
お「恐らくは禰豆子にも鬼舞辻にとって
竈「………」
お「わかってくれるかな?」
「……」
不「わかりませんお館様。人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です。承知できない」
ザシュッ!!
「!?」
『何してるんです…』
甘「(え?え?何してるの何してるの。お庭が汚れるじゃない)」
不「お館様…!!証明しますよ俺が。鬼という物の醜さを!!」
お「実弥……」
不「オイ鬼!!飯の時間だぞ喰らいつけ!!」
何してるんでしょうか?あんなことをして、あの人は馬鹿なのでしょうか。
そして気が付いたら剣士が縁側に手をついて叫んでいました。
竈「禰豆子!!」
禰「!!(人は守り、助けるもの。傷つけない。絶対に傷つけない)」
禰「プイッ」
………嘘?
お「どうしたのかな?」
ひ「鬼の女の子はそっぽ向きました。不死川様に三度刺されていましたが、血塗れの腕を前に突き出されても我慢して、噛まなかったです」
お「ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね」
不/竈「「!!」」
バッ
伊「なんのつもりだ?冨岡…」
冨「…」
どうやら伊黒さんが冨岡さんに手を掴まれていたようです。
お「炭治郎。それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう」
そうお館様が言うと、剣士はお館様に頭を下げました
お「証明しなければならない。これから、炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てること」
竈「(何だろうこの感じ。ふわふわする…)」
お「十二鬼月を倒しておいで。そうしたら皆に認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる」
竈「俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を打ち切る刃を振るう!!」
お「今の炭治郎にはできないからまず十二鬼月を一人倒そうね」
竈「はい」
赤くなってる。何ででしょう?
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煮柚都(プロフ) - おk (2020年2月13日 23時) (レス) id: bf27443c25 (このIDを非表示/違反報告)
狐 兎 & 煮 柚 都(プロフ) - こっからとべるはず。 (2020年2月13日 20時) (レス) id: fbbc06fd8c (このIDを非表示/違反報告)
狐兎(プロフ) - よお。あのさ一応作ったよ。題名書いてないけど。題名は任せた。あと、作者の自己紹介。書いといてくだせぇ。注意も書き足したいことあったら書いてね。 (2020年2月13日 20時) (レス) id: 487b60512b (このIDを非表示/違反報告)
煮柚都(プロフ) - 雨歌さん» ありがとうございます!正直書いててそう思いました。はは (2020年1月27日 19時) (レス) id: bf27443c25 (このIDを非表示/違反報告)
雨歌 - 自分はここにいるから見失えませんけどねぇ。わからないですね。ははは。更新頑張ってください (2020年1月27日 16時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:煮柚都 | 作成日時:2020年1月7日 23時