携帯獣疾風伝【ポケモン×戦国BASARA】 (ページ4)

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２話 Do you crazy? ページ4

その黒い体は、普通ゲーム内で見るものだが、生で見ると、うっすら月明かりで反射してとても幻想的だった。
紅い燃えるような瞳はじっとうちを見つめてくる。うちもしばらく見つめかえした。

＜なぁ＞

沈黙を破ったのは、ゼクロムだ。

「なに？」

＜ここ、イッシュじゃねぇよな？ましてや、アンタの世界でもないよな？＞

「うん、うち的には”日本”だと思うんだけどなぁ…」

＜あ、ペリーって奴が開国させたんだよな？＞

「さっすがゼクロム！伝説ぅ～d(≧∇≦)b 」

＜…///＞

お、照れた。
マシュー・カルブレイス・ペリー略してＭＣＰは
別に大した問題じゃないから…、伝説に反応した？

「…取り敢えず、この森から出《YAHAーッ！》…
ればどこだかわかると思うんだよね。」
＜お前その顔、もうわかってるだろ…。＞

読者の皆さん、後ろからドドドドーッと聞こえますが、空耳ですよね？いや、そうじゃなきゃいけな

＜人が来るぞ＞

ゼクロム！伝説！空気読め！
そうこう思っているうちに、来ちゃったじゃないか

「政宗様、
おかしな者と怪しいk＜誰が獣じゃゴラァ＞……。」

「ゼクロム…この人、誰だかわかったよ。」
＜オールバックの893と青眼帯の正体か？＞

…シーン…

あうち。

ゼクロムの言葉に小十郎さんが極殺モード寸前…！
世界が滅びる…！やだよアッパーからの頭突きは！

チャキ…と音がして…ってあれ？うちいつ正座した？！

うちの首筋が冷たくなった。
オールバックが乱れた怖い8…小十郎さん。

「…覚悟は出来てるだろうなァ…？あ”ァ？」

「すいません二度とそんな事言いません反省しますゴメンなさい失礼しましたお願いです殺さないで下さい」

＜スミマセンデシタ＞

ゼクロム、心が瀕死状態になってるよ！
まぁ、怖いもんな。誰でもそうなるか…。

「フッ…」

「「「＜「？！？！」＞」」」

あ、いかんつい。
うちには小さい時からいきなり笑い出す癖がある。
それはホラグロゲー実況を見始めてから
さらに酷くなったのかな？

あ、小十郎さん。刀離したぞ。
「すいません…ちょっと」
立ち上がってみんなから離れる。

「ぶはッWWW」

「「「＜？！？！？！＞」」」

うちの笑いはしばらくやまなかった。
精神的にイかれたか？…グロゲーの見るとこうなるんだよなあ…。

あれ？なんか背中に冷たい視線が集中してる気がするんですけどー…。気のせいですかね？

うちの笑いの特徴二つ目、笑う時に声を出さない事