携帯獣疾風伝【ポケモン×戦国BASARA】 (ページ29)

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２８話魔獣？なにそれ美味しいの？ページ29

青と白…あ、ん？白…？

空だ！
と思った時には平常心が無かった。

「り、リリリリザードン…ッてア”────ッ！クロスサンダー受けてたんだ───！！」

「グオォーー！？」
「お前瀕死のくせになんで叫んでんだーー！！」

あ、下…海？
うおぉぉ！？助かる？！

もう俺、ダメだ。海見て助かるとかねぇよ。
この時点で脳みそがダメだ。
平常心が戻ってくる。海と。

「も、もどれリザードン！」

戻してどうする、自分。

ボッザアアァァァ───────ンッ

「ゲボッがはっ…」

なんとか泳いで砂浜に上がった俺。

…

神やw ((どこがだ。

「あれ…これ、関東ローム層じゃん！スゲェ…生で
見れた。…ってことは。」

日本ですか、ココ。アニメ大国の？？

「いや…でも周りの人着物だな。」
「大丈夫か？」

ん？男？フードかぶっててよく見えない。
しっかし、筋肉凄いなこの人。筋肉痛ヤバそう…。

「ワシは徳川家康だ。」
「え？…あ、武s「ああ、そうだが」…って早いな」

「あまり見かけない顔だな。名は？」
「あ…暖です。」
「暖か。其方、魔獣使いか？」
「…魔獣？」

え？魔獣？ア■アシラとかゴア■ガラとか
リオレイ■とか？

やですよ。そんな凶暴なのに首輪つけてお散歩させたら血塗れで還(かえ)ってきますよ！？

「そんな怖いの連れられません！！」
「そ、そうか！」
「死んだ方がマシです…((ガタブル」
「す、すまないな。」

あー怖い怖い。ガタブルが止まりませぬww

魔獣使いって…この時代にはそんな凶暴なモンスターを扱える神と言う名のお方がいらっしゃるのか。

一度あってみたいな……
いや待て、その前に、ココどこ？！

「ここは何処ですか？」
「武蔵だ。」
「あー武蔵ね…って、あれ？」

徳川→三河

「家康さん何勝手に武蔵来ちゃってるんですか！」
「いやぁ…ここの薬草の質がいいもので…」

…(ﾟДﾟ)

「いやいやいや！そういう問題じゃありませんよ！
領主にバレたらどうするんですか！？家康さんがいない間に攻められちゃったりとか…」

「…」
「…」
「…暖、ワシを馬鹿にしているのか？」
「いやそういうつもりじゃ」
「…」
「いやだからそんな黒い笑みを向けられても。」

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

石田三成の苦労が少しわかった暖だった。

「豊臣方つきたい…((しくしく」
「豊臣がどうか…？」
「なんでもありませぬ」