携帯獣疾風伝【ポケモン×戦国BASARA】 (ページ12)

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１０話歯車が狂い出す時 Part２ページ12

暗いよ…ここどこ？
『そうだ！こここそ私の理系頭脳を働かせて…』

(は？あいつなに言ってんの？)
(カッコ付けだろ)
(だよね。だってこの間の理科のテスト■■点…)
(5年の時に100点とってから浮かれてるのね)
(マジかWWWWWW)
(マジで腹減ったわー。なんか食べたい)

…なんですか。ああそうですよ馬鹿ですよ。

『月のクレーターの形、土の色、気温差から計算して…この地形は…戦国時代の日本！』

(燐)がまともな答え言ってるぞ！)
(スゲェー)
(マグレじゃね？マグレだろ)
(じゃあ詳しい現在地もわかんじゃね？)
「それはわかんない」

(((おい！)))

『なにか目印みたいのがあると良いんだけど…』

その時、視界の端に大きな何かを捉えた。
なんだありゃ？

『！上田城だ？！』
(上田城って、どこに立ってる城なんだ？)

『「わからん」』
＊実は筆者もわかっていません

(…お前ら、馬鹿決定な)

『「ええー？！」』 (筆者＆燐)

(筆者、消えろ)
「私の扱い酷いなぁ…」

…小説の続きをお楽しみ下さい！
(…あいつらゲームでブッ殺す…)

筆者が消えた今、私には2つの選択肢が突きつけられている。

壱、上田城を訪ね事情を話して、近くの宿を教えてもらう

弐、上田城を訪ねず、そのまま戦国を放浪

うわぁ…どうしよう。

(まず、城主誰だよ)
『確か…真田…真田…？』

(真田しかわからないと。)
『うん。私馬鹿だから。そして歴史人物には弱いの』

(自ら言うのか…さすが馬鹿。)
『なんか言われるの、慣れたし。』

とまぁ、選択肢はいつまで経っても削れない。

ここは戦国だし…テレビだと
「貴様何奴！曲者だ、ひっとらえろ！」
…って殺されるのが定番だよね。

あぅぅ…読者さんならどうします？
え？城主さんは優しい人？
まさかぁ～読者さん、嘘は良くないですよ。

…え？本当だって？
…じゃあ読者さんを信じて！

『上田城に突撃じゃー！』
(あいつ、マジどうかしてるぜ…)