日常2【青城】【ハイキュー】

57.日常 ページ9

合宿最終日。皆で海に向かう。
なんか、ワクワク顔でチラチラ見られるけど、何を期待してるんだ。

海に到着。こんな水着着るの初めてなんですけど。大丈夫かな？色々と。

更衣室から出ると、もう皆集まっていた。

『すみません。遅れました。』

バッと振り向かれた。
そしてガッカリ顔。素直だな。

及「Aちゃん…なんで…。」

『なんですか。』

及「なんでパーカーなんて着てるのさ！」

『日差しが強いんで。』

及「うぅ。でも、普段見えない足が見えるだけいいか…。」

『口に出さないでください。』

ショートパンツを履いている足を見て言う。

ーゴツッー

及「いった！！！」

岩「さっさと指示しろや。ボケッ！」

本当に。毎度毎度ありがとうございます。


ーーーーー


花「んで？」

『はい？』

松「中は何にしたの？」

やっぱり確認するのか。
背の高いDKに囲まれてる。側から見ると警察案件なんですけど。

『あの。折角なんで私も海に入りたいんですけど…。』

及「見せてくれなきゃどかないよ！」

駄々っ子か。

『ホルターネックです。』

岩「どんなやつだ？」

及「わかんないから見せて！」

ため息を一つ。なんとなく恥ずかしくて、ファスナーを下げる速度がゆっくりになってしまった。
なんか…逆に恥ずかしい。
大丈夫。中は水着。今までの人生、ずっと着てきたのと変わらない！いや、やっぱり違う。
無表情で頭の中はプチパニック。

『…こーゆーのです。』

…………

わかってたけど。ガン見。何か言ってよ。

及「…うん。わかった。ちょっと…海入ってくる！」

岩花松「俺も。」

ダッシュで行ってしまった。え？置いてきぼり？あ、準備体操したのかな？
とりあえず、パーカーを着直して、体操しよ。



私の日常…ビキニは慣れない。

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