日常2【青城】【ハイキュー】

67.日常 ページ19

この間の及川さんは、終始ご機嫌だった。私は疲れたけど。思い出して疲れていたら、花巻さんが来た。

花「Aー！命令して。」

その言い方、誤解が生まれるからやめてほしい。

『…ミントチョコください。』

花「おっけー。…んじゃ、月曜日の放課後あけといてよ。」

『え？コンビニで1個買ってきてもらえればいいんですけど！』

花「今日、財布に金はいってねーんだよ。」

『じゃあ、違う事にします！』

花「いーから、月曜の放課後なー。」

やっぱりお金使う系はやめておけばよかった。後悔しても遅いか…

ーーーーー

月曜日、放課後

花「んじゃ行くよ。」

『え？』

私の腕を引っ張り校門を出た。途中ですれ違った3年の女の先輩に「いってらっしゃーい。」と言われたけど、どこ行くの？

着いたのはデザートブュッフェ。
ミントチョコフェア。こ、これは…！

『ナイスです！』

花「だろー？」


たくさん食べてしまった。食べすぎた。筋トレしよう。

店員「お会計----円になります。」

財布からお金を出そうとしたら、花巻さんに阻止されてしまった。

店員「ありがとうございましたー。」

『花巻さん、自分の分だします！』

花「いーの、いーの。だって命令だし。」

『金額が大きすぎます！』

花「真面目かよっ！じゃあさ、また一緒にきてくんね？ここなら気兼ねなくシュークリーム食べれるけど、1人じゃ来れねーし。それでいいべ？」

『それ、結局、今日の分は受け取らないって事ですし、なんか次も奢られそうな気がするんですけど。』

花「いいんだって。それに俺はAとデートできて嬉しかったしな。」

そうか、デートだったのか…もう、何を言ってもきかないだろーし、いいや。諦めが肝心だ。

『ありがとうございました。ご馳走さまです。』

花「はいよー。」


私の日常…デートだったのか？

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