日常【松川】【ハイキュー】

30.日常 ページ31

『え？一静？まだママに挨拶してない…』

松「いいよ。行くよ。」

腕を引かれてしまった。
一静の部屋はモノトーンで落ち着いている。ベッドはロングサイズ。さすが。

部屋に入ると抱きしめられる。

『いっせー？どーした…の？』

松「んー？誰かさんが父さんに顔赤らめてるから。」

『ちがっ、なんか一静にそっくりだったし、あんな会話するから…』

松「ふーん。ま、いっか…ほら、おいで。髪の毛乾かしてあげる。」

『え、ありがとう。』

乾かしてくれている一静の手が気持ちいい。…睡魔が襲ってくる。

松「A、眠い？寝る？」

『うん…眠くなってきちゃったから、ママにお布団もらってくる。』

松「なんで？布団なんていらないでしょ。」

これは、一緒に寝るって事ですよね。そんな気はしてたけど、大丈夫かな？

松「なにか期待してる？さすがに親もいるし…」

『ちがう…』

松「ほら、おいで。」

ベッドの中へ引き込まれて、布団をかけられ後ろから抱きしめられる。密着具合が恥ずかしい。

松「楽しそうに料理してたな。」

『うん、楽しかった。ママに簡単にできる料理も教えてもらったし…』

松「よかったね…」

『うー…うん…。一静ねむ…い。』

松「…ん。おやすみ。」

『…おやすみなさい…』

一日の終わりまで一静といられるなんて幸せだ。



Ｒ

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