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入試試験4 ページ8
勝己に電話を切られた後、私は急いで校門まで向かった
『勝己ー！！』
校門に向かうと勝己は組んで立っていた
爆「おせぇ」
『ごめんってば』
先に歩き出してしまった勝己を急いで追いかける
『勝己は試験どうだった』
爆「はっ、余裕だわ」
『そっかさすがだね、疲れてないの？』
爆「とうぜん」
勝己は鼻で笑いながら言った
『じゃあ、おんぶっ！』
私はいきなり勝己の背中に飛びついた
爆「ばかっ！！危ねーだろーが！」
勝己は少しふらついたがしっかりと私を背負ってくれた
『行け！勝己タクシー！』
爆「誰が、タクシーだ！！」
リカバリーガールにはピンピンしているだなんて言ったが正直しんどかった
爆「おめぇー」
『女の子に失礼だよ勝己』
結局文句を言いながらも勝己は家まで私をおんぶして連れて帰ってくれた
『ありがとね、勝己』
爆「ん、」
家に入ると私はすぐに寝てしまった。
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作者名：抹茶タルト | 作成日時：2015年7月6日 21時
