1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ7)

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入試試験3 ページ7

影から水の入った小さなビンを取り出し、蓋を開けた

『圧縮して、一気に放つ！！』

私は水をコントロールして大きな水の塊を作り大型ヴィランに向かって放った

ドン！！！

水をぶつけた大型ヴィランは後ろに向かって倒れ、動かなくなった

『よっしゃー！！』

私は急いで、男の子の元へ向かった

『大丈夫？大成功だったね』

私が笑顔でピースしながら言うと

？「ウッウェーイ」

『ん？』(大丈夫かこの子、あほな顔してる)

男の子はそのまま気絶してしまった

マ「試験終了！」

マイクが試験終了を告げた

『この子どうしよう』

周りの人が試験終了と共に試験会場を後にする中、私が気絶した男の子を見つめていると、リカバリガールがやってきた

リ「あれ？Aじゃないかい、その子どうしたんだい？」

『リカバリーガールお久しぶりです。それが急に気絶してしまって、外傷はありません』

リ「そうかい、とりあえず保健室に運ぶかねぇ」

『私が運びますよー』

リ「そうかい、じゃあ頼んだよ」

私は男の子をおんぶして、保健室まで運んだ

リ「そこに寝かしておいておくれ」

『了解です』

リ「ありがとうね、あんたは怪我してないのかい？」

『はい！ピンピンしてます』

リ「さすがだね、グミ食べるかい？」

『いただきます』

リカバリーガールと話していると男の子が目を覚ました

『あっ起きた？』

？「あれ？俺どうして」

『びっくりしたよ、君急に倒れるんだもん』

私が笑いながら言うと男の子は急いで頭を下げた

？「君が助けてくれたんだろ？試験中だったのに邪魔してごめん」

『全然大丈夫だから、顔上げてよ、君に怪我がなくてよかったよ』

上「本当にありがとう、俺上鳴電気よろしくな」

『上鳴くんか、よろしくね』

リ「あんたたち元気になったんならとっとと帰んな」

『はーい、じゃあね上鳴くん、私先に帰るね』

私が保健室から出ようとすると上鳴くんに声をかけられた

上「ちょっと待って、君の名前は」

『そうだなー雄英に合格して、また会えたら教えてあげる』

上「えっ…ちょっ」

保健室を後にして、荷物を取りに行き携帯を開くと勝己から鬼のように電話がかかっていた

『やっば、忘れてた』

Prrr

『もしもし、勝己ー』

爆「もしもしじぁねーんだよ、どこで油売ってんだお前は！！」

『ちょっとね、そんな怒んないでよー』

爆「校門」

プープー

勝己は一言そう言って電話を切ってしまった