1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ46)

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体育祭前４ページ46

麗「そいえば、Aちゃん荷物は？」

麗日は横を歩くAが何も持っていないことに気がつき首をかしげた

『ちゃんとあるよー、ほらっ』

Aは立ち止まると自分の影の中に手を入れ、鞄を取り出した

麗「おー、便利やね」

『便利だよー戦闘には向かないけどね』

Aは鞄をしまい直して歩き出した

緑「すごい！Aちゃんのその個性初めて見たよ僕！！」

飯「何でも入れることが出来るのか？」

『うん、影に入るサイズならねーでも、酸素がないから、生き物は入れられないよ』

麗「他に何入れとるん？」

麗日の質問にAは指折り数えながら答えた

『うーん、着替え、お菓子、医療用キット、刀、ナイフ、麻酔銃、手榴弾とかかな？』

麗「なんか、後半物騒やね」

飯「そういえば、Aくんは刀を使って戦っていたな、水の個性があるのにどうしてなんだ？」

『うーん、個性ってさ、公共の場所で使っちゃダメでしょ？だから、個性以外に身を守るすべが欲しくて悩んでたら、小学生の頃に師匠に出会ってね、刀の使い方とか、近接術とかいろいろ教えてもらったんだ』

緑「へー、知らなかったや」

麗「Aちゃんのお師匠さん会ってみたいな」

Aは空を見ながら師匠を思い出し言った

『師匠去年から海外行ってて今、会えないんだ』

麗「そうなんやね、早く帰って来ると良いね！！」

『うん！』

４人で話しながら、歩いているとあっという間に分かれ道にたどり着いた

『じゃあね、皆バイバーイ』

Aが家に着くとまだ、相澤は帰っておらず
ご飯の準備をして待っていた

相「ただいま」

『おかえり、消太さんーご飯出来てるよ』

相「ああ、ありがとう」

Aは相澤とご飯を食べ、お風呂に入り、寝る準備をすますと相澤の部屋に向かった
ノックをして、部屋に入ると相澤はまだ仕事をしていた

『消太さん、私もう寝るね』

相「ああ、お休み」

相澤はAの方を見て、答えた

相「あっA」

Aが相澤の言葉を聞き、部屋を出ようとすると、相澤はAを呼び止めた

相「体育祭頑張れよ」

『うん！任せて！』

Aは笑顔で答えると部屋を後にし、眠りについた