1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ41)

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USJ後3 ページ41

駐車場に着きひざしさんの車で家に向かう

『おじゃましまーす！』

マ「狭いけど、ゆっくりしてってくれよ！」

『ありがとう！』

マ「Aちゃん、お風呂入る？体拭くだけにしとく？」

『うーん、お風呂は難しいから、体だけ拭くー』

マ「オーケー！お風呂場好きに使って良いから拭いてきなー」

『はーい』

私は返事をすると、お風呂場へ向かい体を拭き、脱いだ服は影にしまい、新しい服を影から取り出し着た

私が着替え終わりリビングに向かうとひざしさんはテレビを見ていた

『ひざしさん、終わったー』

マ「あれ？Aちゃん、着替え持ってたのか？」

ひざしさんは私の方を向き首を横にかしげた

『うん、もしもの時のために仕舞ってあるんだー』

マ「ああ！影か、便利な個性ねー」

ひざしさんの横に座りテレビに目を向けると今日のＵＳＪ事件の事がニュースで流れていた

『今日、みんな無事でよかったな、、、』

私がつぶやくとひざしさんが私の方を見た

マ「そうだな、」

『私、何にも出来なかったな、』

俯く私にひざしさんが言う

マ「それは違うぜ、ガール消太を守ってくれたろ？」

ひざしさんはそう言って私の頭に手を置いた

マ「怖かったのに、よくがんばったな！体痛かったろ、俺ほんとすごいと思うぜ！」

ひざしさんは笑顔でそう言った

『ひざしさん、、私、消太さんの腕が折られるところ見て、頭潰されてて、すごく怖かった、、死んじゃうんじゃないかって、、、』

私が泣きながら言うとひざしさんは私を抱き寄せた

マ「ああ、でも消太は生きてる、Aちゃんが助けてくれたからな」

ひざしさんは私をあやすように体をテンポよく軽くたたきながら話した

『うん、よかっ、、た』

私は緊張の糸がやっとここでほどけたようで、ひざしさんに抱きしめられながら、眠りについた

マイク sid

マ「寝ちゃったか、、」

Aちゃんは昔から、消太の前では滅多に泣かない、実際に俺が見たのは1回だけだ
だから、病院で泣くのを我慢していたAちゃんを家に誘った

マ「強いな、Aちゃんは」

俺は眠るAちゃんの頭をなで、ベットまで運んだ