1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ36)

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USJ7 ページ36

A sid

死柄木の手は確かに梅雨ちゃんに触れたが消太さんの個性により崩壊することは無かった

死「ほんとかっこいいぜイレイザーヘッド」

死柄木の個性を消した消太さんはすぐに倒れてしまい、死柄木と移動した脳無によって出久や峰田くん梅雨ちゃんが再び危険にさらされる

A(間に合わないっ！！)

そう思ったとき

ＵＳＪの扉が壊され
土煙の中オールマイトが現れた

オ「もう大丈夫、私が来た！！」

峰「オールマイト！」

『オールマイト、、、』

私は、出久達のことはオールマイトに任せ、消太さんの元へ向かった
消太さんの周りの膜を解除し、息を確かめる

『息はある、よかった。』

一度出久達の方を見るとオールマイトは目にも止まらぬ早さで、出久、峰田くん梅雨ちゃんを助け出し、私の横に立っていた

オ「天雷少女、遅くなってごめんね、相澤くんを守ってくれてありがとう」

『いえ、来てくれて助かりました。オールマイト』

オールマイトはいつもと違う、硬い笑顔で笑っていた

オ「みんな入り口へ相澤くんを頼んだ、早く」

峰「ははい！」

蛙「ケロ」

『出久、行くよ！！』

私は動こうとしない出久に声をかけた

緑「ううん」

出久が消太さんを担ぎ4人で入り口へと向かう

向かいながらオールマイトの様子をうかがうが、オールマイトの強さは確かな物で、脳無に対して圧倒的に見えた、が、様子がおかしいオールマイトから血が出ている様に見える

緑「蛙吹さん、相澤先生担ぐの代わって」

蛙「ケロ、でも、なんで？」

出久は梅雨ちゃんに消太を渡すと、再び敵の元へ走り出した

峰「緑谷！」

『出久！だめ！！』

私は、出久を追いかけて、走り出した

出久はオールマイトに向かって手を伸ばしたがその先には黒い霧のようなヴィランがいた

黒「浅はか」

A(出久が危ない！！)

私は出久に手を伸ばし、片手を掴み引っ張った、
引っ張ると同時に勝己が現れ、黒い霧のヴィランを抑えた

爆「どけ！邪魔だデク！」

私は出久が無事なことを確認し、状況を把握するため周りを見渡した
広場には切島くん、焦凍も来ていて、オールマイトを掴んでいた脳無を凍らせていた

緑「かっちゃんみんな、、、」

『みんな、無事だったんだね』

切「なんで、Aちゃんがいるんだ？」

轟「A大丈夫か？血が出てる」

切島くんと焦凍は不思議そうに私を見ているが今はそれどころじゃない

『理由は後、今は目の前のこと考えよう』