1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ35)

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USJ6 ページ35

Ｎｏ sid

『えっ！？』

A(どうなってるの、皆何してるの？消太さんに乗ってるのは何？なんで、血だらけなの？)

AはＵＳＪ内を見て、動揺した。

『敵だ、、、消太さんを、皆を傷つけるやつは全員！！』

Aは影から刀を取り出し、ＵＳＪのガラスを突き破った

『消太さんを離せ！！』

ドッシャーン！！

Aは刀を振りかざし、相澤を掴んでいる脳無の腕を切り落とし、あらかじめ出しておいた水で脳無を吹っ飛ばした

死「はあ、何だよあいつ、脳無の腕を切り落として、その上、吹っ飛ばしやがった」

『消太さん！！聞こえる！！動ける！！？』

Aはしゃがみ相澤の傷に響かぬよう声をかける

相「お、、まえ、なんで」

相澤は地面に伏したまま目線だけをAに向け、必死に口を動かすがAには届かなかった

A(とにかく、消太さんを安全な場所に運ばなきゃ)

死「おいおい、無視はひどいんじゃないか？君」

死柄木はAに近づきながら言う

Aは立ち上がり、死柄木に刀を構え

『お前が、やったのか！』

死柄木をにらみつける

死「俺じゃないさ、やったのは君が吹っ飛ばした脳無それより君強いんだね、この刀も個性？」

死柄木はAに近づき刀に手を触れ、塵に変えた

A(手で触れた物を崩壊させるのか)

『教えない！』

死「冷たいなぁ、まあいっか」

死柄木はそう言うと、Aに襲いかかった

Aは相澤を抱え、死柄木から離れるが、相澤を抱えている分機動力が落ち上手く動けない

どうしようかと、考える暇をAに与える間もなく、先ほど吹き飛ばしたはずの脳無がAの目の前に現れ、拳を上げた

『は？』

A(両腕ある、確かに切り落としたはずなのに、、、)

『やばいっ！』

Aはとっさに相澤を床に下ろし、水の膜で包むと脳無によって壁まで殴り飛ばされた

『かはっ、、、！！』

A(折れたなこれは、、消太さんは！！)

頭から垂れた血が、Aの顔を赤く染める

Aが顔の血を拭い、前を見ると
蛙吹に死柄木が手を伸ばして、触れようとしていた

『早く、、、戻らなきゃ』

Aは痛む身体を動かし、ヴィランに向かって走り出した。

死「帰る前に、平和の象徴としての矜持をへし折ってから帰ろう」