USJ2 ページ31
消太さんが教室を出て行くと、私の周りにクラスメート達が集まってきた
蛙「大丈夫?Aちゃん」
上「大丈夫か?」
轟「暑いなら、冷やすか?」
『大丈夫だよ、ごめんね皆迷惑かけて、』
私は笑いながら言ったが、ちゃんと笑えているか不安になった
皆が心配そうに私を見つめる中、飯田くんは
飯「とにかく、Aくんを保健室に連れて行くから皆道を空けてくれ、」
と言って、私を抱えようとしたが、
勝「俺が連れて行く、」
勝己はそれだけ言って、飯田くんから私を奪った
飯「爆豪くん、相澤先生に頼まれたのは僕だ」
飯田くんは反論したが、勝己は聞く耳を持たず教室を出た
私を抱える勝己の顔は怒っているように見え、
『勝己、、勝「黙ってろ」』
話しかけようとするが、止められてしまった
勝己はそのまま、私を保健室まで運び、教室に戻っていった
リカバリーガールは私をベッドに寝かせ
リ「今度はどうしたんだい、A」
優しく聞いた
『ちょっと、体がだるくって』
私が答えると、熱を測るよう言われ、測ると朝から40℃に上がっていた
どうりで、朝よりふらふらするはずだ
リカバリーガールに体温を伝えると
リ「これでよく、学校に来たね」
あきれた顔で言われ、何も答えられなかった
リ「とりあえず、薬飲んで寝ときなさいね」
リカバリーガールはそれだけ言うとベッドの仕切りのカーテンを閉めて、離れていった
私は薬を飲み、横になり目をつぶった
A(消太さん怒ったかな、結局迷惑かけちゃった。勝己も怒ってたかな)
そんなことを考えながら、眠りについた
相澤 sid
朝、ホームルームのために教室に向かうと、Aが入り口の所にいたので、早く席に着くように言った。
俺の言葉を聞き、Aは笑顔で答えていたが、俺は違和感を覚えた。
相(顔色が悪い)
俺が指摘するとAは最初は否定していたがあきらめたのか、体調が悪いことを認めた
相(すぐ、ばあさんに見せないとな)
俺はホームルームを足早に終わらせた
Aを保健室に連れて行くため、立てるかと確認すると、立てると言ったAだったが、どう見てもふらふらしており、立てる状態ではなさそうだった
案の定Aは倒れそうになり慌てて、支えた
相(どうしてこいつは、人に頼らない)
俺は少しイラつき、Aのことは飯田に任せて、次の授業に向かった
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作者名:抹茶タルト | 作成日時:2015年7月6日 21時