1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ25)

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委員長2 ページ25

委員長も決まり、お昼休みになった。

轟「なぁA、昼一緒に食わねーか？」

『うん、いいよー』

お昼は焦凍に誘われ、一緒に食べることになった

――食堂――

『焦凍は何食べるの？』

轟「俺は、そばだ」

食堂の列に並びながら焦凍と話していた

『そば好きなの？知らなかったな』

轟「ああ、Aは何食べるんだ？」

『私はカレー、ランチラッシュのカレー好きなんだー』

轟「そうか」

私の番がやってきてカレーを受け取る

『ん？ヨーグルトが付いてる』

受け取ったおぼんにはカレーと一緒にヨーグルトが置かれていた

ラ「Aちゃん辛いの苦手だったでしょ？今日のカレーちょっと辛いんだーだから、サービス」

『ありがとうございます！』

そういい、こっちに向かってグッドサインをするランチラッシュにお礼を言い、焦凍の元へ行く

轟「A、ここ空いてる」

学食は混んでいたが焦凍が先に席を見つけてくれていたおかげで、すぐに座ることが出来た

轟「お、カレーにヨーグルトなんて付いてたか？」

焦凍私の方をみて首をかしげた

『今日のカレー辛いから、サービスだって』

轟「ヨーグルト食べれば辛くなくなるのか？」

『うん、辛みがリセットされるんだ』

轟「そうなのか、知らなかった」

カレーを一口食べるが少し辛いくらいで、食べられないほどではなかった

A(ランチラッシュの中では、私は小学生で止まってるのか)

私は少しおかしくなって笑ってしまった。

轟「A？どうし……」

そんな私の顔を見て、焦凍が何かを言おうとしたとき、警報が鳴り響いた

『なに！？』

アナウンス「セキュリティー3が突破されました」

警報がなったとたん、周りの生徒達は一斉に避難を始めた

轟「おい！とにかく俺らも避難するぞ」

固まってしまい動かない私の手を掴み、焦凍は廊下に向かおうとしたが、私は焦凍を引き止めた

『待って、下手に動くよりここにいた方が安全だよ』

轟「でも、」

『大丈夫だって、もしもの時は私が守るから』

私がそう言ってご飯を食べ始めると焦凍も座り直しご飯を食べ始めた