1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ16)

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戦闘訓練1 ページ16

朝起きると5時で消太さんもまだ、寝ていたので私が朝食を作ることにした

『よし！作るか』

ちょうどできた頃に消太さんが起きてきて一緒に朝食をとる

『おいしい？』

相「ああ、うまいよありがとうね」

『えへへ、よかったー』

ご飯を食べ終え食器を洗っていると先に消太さんが家を出た

相「いってきます。遅刻するなよ」

『わかってるって、いってらっしゃい』

消太さんを見送り私も制服に着替え、家を出る

『大丈夫だ、A、昨日車から見た景色を思い出すんだ』

昨日の帰り道は学校から家までの道のりを必死に覚えながら帰った

しかし、気づくとあたりは全く見覚えのない場所

A(やばい、このままじゃ遅刻だ、いや、そもそも学校につけない)

私が道の隅で膝を抱え蹲っていると上から声が聞こえた

？「ねぇ、何やってんの？その制服雄英だよね」

顔を上げ、上を見上げると私と同じ制服を着た男の子が立っていた

『それが、道に迷ってしまいまして』

？「じゃあ、一緒に行く？どうせ行くところは同じなんだし」

『ほんとう！？いいの？ありがとう！！』

私がすぐに立ち上がり男の子の手を握ると男の子は少しびっくりした様子だった

『私、天雷A！よろしくね！』

心「俺は、心操人使よろしく、」

『心操くんか、よし行こう！あと、私のことは下の名前で呼んでくれると嬉しい』

心「わかったよ、A」

私と心操くんは、話しながら学校に向かった

心「Aはヒーロー科？」

『うん！何でわかったの？』

心「ヒーロー科は制服の肩のとこのボタンが1つだろ？俺のは2つだから、普通科」

『ほんとだ、気がつかなかったよ』

心「Aの個性ってなんなの？」

『私の個性は水操るのと、影だよ、影の中に物を収納できるんだ、心操くんは？」

心「俺は、洗脳だよヴィラン向きの個性だろ？」

『ヴィラン向きかどうかは使い方次第だよ、私のだって人を殺そうと思えば殺せちゃうし』

そんなことを話していると学校が、見えてきた

『おーついたー、よかった！！』

心「Aはヒーローに向いてるね明るいし」

『そうかな？まあ、暗いよりは明るい方がいいでしょっ』

『今日はありがとう、ほんとに助かったよ心操くんは私のことヒーローに向いてるって言ってくれたけど今の私にとっては心操くんがヒーローだよ』

『じゃあ、またね』

心「ああ、またな」

私は心操君に手を振り教室の方へ向かった