1-Aの少女【ヒロアカ】 (ページ15)

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個性把握テスト2 ページ15

相「ったく…何度も何度も個性使わすなよ、俺はドライアイなんだ」

相「時間がもったいない、次準備しろ」

消太さんはそれだけ言うと勝己から捕縛布を外し、行ってしまった

『どういうこと、デクに個性が…』

勝己同様、私も驚いている。出久はずっと無個性だと思っていたから

爆「おいA、お前なんか知っとんか」

『ううん、知らないでも、あの力は』

私たちの困惑をよそにその後も個性把握テストは進んでいった

相「んじゃぱぱっと結果発表」

結果が一括開示される

『3位か』

相「ちなみに除籍は嘘な、君らの個性を最大限に引き出す合理的虚偽」

生徒「「はあああ！？」」

八「あんなの嘘に決まってるじゃない、ちょっと考えればわかりますわ」

百はそう言うが私は本気だったと思う

相「テストは終わりだ、教室に戻ってカリキュラムに目通しとけ、天雷は俺に着いてくるように」

そう言って消太さんは行ってしまった

『あっはい！』

瀬「大丈夫かAちゃん？」

『大丈夫ちょっと、行ってくるねー』

私は慌てて消太さんの後を追いかけた

上「おい瀬呂いつの間に仲良くなったんだよ、ずりーぞ」

瀬「席が近いおかげよ」フフーン

『相澤先生！！ちょっと待ってくださいよ』

相「早くしろ、というかその猫どうすんだ？」

消太さんは私の腕の中にいる猫を指さし言った

『一応怪我してないか、リカバリーガールの所に連れてくつもりですけど』

相「そうか、もう授業遅れんなよ、それから、学校ではお前のことは名字で呼ばなければならない、嫌だろうが我慢してくれ」

『わかってますよ、大丈夫です。それ言うために呼んだんですか？』

相「ああ、無理すんなよ」

『はい！』

消太さんと別れ、猫をリカバリーガールに見せたが、たいした怪我もないと言われた。

『よかったねー君、じゃあね』

猫を外に連れて行くとニャンと一鳴きして行ってしまった

上「あのっ」

教室に戻ると、入試の時に会った上鳴くんに話しかけられた。

『あっ、上鳴くん！受かってたんだねよかった』

上「ああ、それでそのっ名前を教えてください」

『あっそうだった、うっかりしてたよ、私は天雷A下の名前で呼んでくれると嬉しいです！よろしくね』

上「Aちゃんか、やっと聞けたよAちゃんの名前これからよろしくね」

上鳴と挨拶を交わし「今日だけだ」と言う消太さんと家に帰った