九話 ページ11
思い切り田中の後ろに隠れる。
が
・・・ん?
この人って西谷じゃね?
髪がペタンってなってるからあまり分かんないけど・・・。
・・・あ、可愛い。
「?何騒いでんだ。大地さんに怒られるぞ」
「『・・・』」
「??・・・あれどっかで見たことある人・・・??」
「ただのノヤじゃねーかバカヤロウ!何が"子供"だ。同じくらいの背ェしてるクセに!!」
日向の頭を叩く田中。
「えっノヤさん・・・?でも・・・ノ・・・ノ・・・ノヤさんの身長が縮んだ恐いいい!!!」
「・・・」
そっかそっか、西谷は髪の毛まで身長なのか・・・。
「ギャハハハ!!確かにお前は髪の部分まで身長だぜ!!」
「龍テメェ!!笑ってんじゃねー!!」
と、西谷の肩に誰かの手が乗った。
「へ?」
「あんまり騒ぐな。大地に怒ら「「「『ギャアアアアアアアアアアアア!!!!』」」」へっ?!俺だよ旭だよ!!」
思わず隣に居る田中に抱きつく。
あれ、目から水が・・・。
「お前ら!!うるさーい!!!」
あ、大地さん。
て、ててててていうか!!
あ、あ、旭さん?!?!?!
「おい、A・・・」
『な、何?』
「・・・お前上見たら・・・?」
?何よ田中。
『・・・ん?え?』
上を見るとこっちを見てる西谷。
若干頰が紅い。
『うん?えっあっ!!!ご、ごめん!!!え?田中に抱きついたと思ったのに?!』
急いで離れて走る私。
「A!!走るな!!」
って大地さんに怒られてる気がしないわけでもないけど今はそれどころじゃない!!
だ、だ、抱きついてしまった!!!
一回もそんなことしたことないのに!!!
なんで雰囲気悪い今しちゃうんだよ!!!
どーせならいい雰囲気の中したかった!!!
『・・・お風呂行く準備しよ』
今日泊まる部屋に向かう。
隣からは笑い声。
あー男子達か・・・。
うっ・・・いいよねあの人達は。
恐いことがあったって皆と一緒だったらその恐怖も薄まるじゃん。
・
「あー気持ちよかった!!」
あ、日向達だ。
お風呂上がったのかな。
《ガラッ》
一年生達が歩いて部屋に帰ってきていた。
『日向。お風呂上がった?』
「はい!誰も入ってないですよ」
『そう。じゃあ行こっと。・・・あ、そうだ』
「「?」」
『髪、乾かしなよ』
「ウッス」
『ん、じゃあね』
「Aさん、幽霊とか嫌いなんですか?」
と月島
『うるさい!』
715人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かちゅくん。 - ええええおわりいいい??? (2019年8月3日 20時) (レス) id: a42f2d2c8c (このIDを非表示/違反報告)
カーノー - え…終わるんですか? (2018年8月29日 21時) (レス) id: f78cecde0f (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - あの、半年と4ヶ月とは、10ヶ月と言うことですか??すみません(;_;)その部分が気になって。半年は6ヶ月のことだから日本語的に…( ; ; ) (2018年8月1日 3時) (レス) id: 1fd93b0cef (このIDを非表示/違反報告)
メダカ - あはははははは^ - ^ (2018年7月3日 18時) (レス) id: 128b810340 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷか桃李にゃんこ二号(プロフ) - まってまって、身長体重同じの上バレー部でリベロ笑笑 (2018年4月21日 13時) (レス) id: d641c5035a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青山奏 | 作成日時:2018年3月29日 15時