歪んだ世界に迷いこんだ能力者【ツイステ×文スト】(続)

同室ヴァリアス！ ページ8

クロウリー
「そうだ！
　学園内に今は使われていない建物があります。」

使われていない建物？まあ、こんなに広いからありそうだけどねぇ。
掃除してなさそうだ。
　
クロウリー
　｢昔、寮として使われていた建物なので
　排除すれば寝泊まりぐらいはできるはずです。

　そこであれば、しばらく宿として貸し出して
　差し上げましょう！」

あ、掃除してないのだね。

クロウリー
　｢その間に貴女達が元いた場所に
　帰れる方法を探るのです。

　あ〜なんて優しいんでしょう、私！
　教育者の鑑ですね。」

クロウリー
　｢では善は急げです。寮へ向かいましょう。
　少し古いですが、趣のある建物ですよ。」

やっぱり、自己肯定感が強いね？
今は使われていないのは、あの、７つの寮以外にも
あったんだね？

[near オンボロ寮]

ユウ
「これは......」

ぼろぼろだぁ。幽霊でもでそうだね。

クロウリー
「そうでしょう、そうでしょう。さあ、中へどうぞ。」

[in オンボロ寮-談話室]

おお。蜘蛛の巣だらけだ。
穴も開いている。治だったら、どうやって死.ぬだろうか？

クロウリー
「ここであれば取り敢えず、雨風は凌げるはずです。

　私は調べものに戻りますので適当に過ごしていてください。

　学園内はウロウロしないように！ では！」

まったく、人任せな。知らない場所に来た私達に
説明とかないのかい？

しかし、取り敢えず、掃除をした方が良さそうだ。

『ユウちゃん、私は二階に行って掃除をするよ。
　ユウちゃんには一階をお願いしていいかい？』

ユウ
「は、はい！お任せを！」

ふふふ。従順な子だね。
とてもいい子だ。まあ、少し頑固な所が玉に瑕だがね。

さて、二階の掃除を始めようか。

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