☆ ページ3
山下智久
最近、いや3年前
実家の近くで撮影があったから、帰りに実家に行って来た
その後に、母校の高校の辺りを歩いていると、綺麗な見覚えのある女性とぶつかった
「すいません。前を見ていなくて、ぶつかってしまって。お怪我はありませんか?」
「いえ大丈夫です。怪我もしていませんし。」
なぜか、聞いたことのあるような透き通る甘い声
透き通る……甘い…声!
「もしかして、貴方、藤井結羽ですか?」
気になって質問してみると
「やっぱり、気づかれちゃったか。そうだよ。私が、藤井結羽、23歳だよ、智ちゃん♪」
昔、結羽が考えてくれた俺のあだ名を俺は大好きだった
俺たちは、近くにあったベンチに腰をかけた
また、一緒に活動したいと思った
けれども、結羽は何でもお見通しだ
「智ちゃん、私ね、また皆と活動したいと思っているよ、また斗真や順、松ちゃんと遊びたいよ
秀明くんに好きって気持ち伝えたいよ
でもさ、もう皆、私と違う世界にいるんだよ
わたしには、また、あの世界に戻れる権利はないんだよ
なのに、どうやったら、一緒に活動できるの?」
やっぱり、結羽は凄い
俺より年下なのに、色々なことを考えている
そんな姿に、憧れていた
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作者名:暁@Morte | 作成日時:2019年2月25日 21時