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Aside
紫耀先輩に、
またフられてしまった。
涙が込み上げてきて、
苦手な筈の観覧車に飛び乗り、
手で涙を拭う
廉「ちょ、A!!」
廉の声が聞こえて、
観覧車がぐらっと揺れたと思えば、
「閉めますよー」なんて声が聞こえた。
ガシャンと、
観覧車の入り口が閉まって、
目の前に座る廉に目を遣る
「なんで…来たの」
廉「だってお前、
高所恐怖症やん」
「覚えて…たんだ」
しゃっくりを繰り返しながら外を見ると、
もう既に地面からは遠ざかっていて、
少し身震い。
廉「外見んな
俺の方向いてりゃ、怖くないから」
「うん…」
廉「…平野のこと、
まだ想ってんの?」
廉に言われて、
紫耀先輩を思い出す。
― 素直になりなよ。
あたし、誰が好きだったんだろう。
紫耀先輩だよね?
― 大丈夫やって。
お前、モテるんやし、他に男おるやろ。
― 泣いてるとまたでこぴんするで?
でも、なんであたしはずっと―
廉のことばっかり考えてた?
廉「大丈夫?
顔色悪いけ「ごめんっ…」
あたしは咄嗟に謝り、俯く。
なにに謝ってたのかは、あたしにも分かんない。
でも、謝らなきゃって思った。
「ごめん、ほんっとごめん。
あたし、凄い廉のこと傷つけた…」
廉「今頃なに言ってん」
「距離おきたいとか自分で言ったくせに、
廉がいないと、なんか、すっごい心細くて…」
廉の真っ直ぐな瞳を見つめるのに恥ずかしくなって、
あたしは目を逸らした
…高い。
廉「外見たらあかんって言ったばっかやん!」
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きり - 私は今、部活で上手くいってなくて悩んでいました。 でも、この物語が面白くて、読んでいて気分が明るくなりました。 こんな素敵な作品を作って下さって、本当にありがとうございました。 これからも頑張って下さい!応援しています! (2014年8月19日 21時) (レス) id: a991d3a53f (このIDを非表示/違反報告)
れいちゃん(プロフ) - 合作ってどうやってるんですか? (2014年6月6日 21時) (レス) id: ebaf9e3f2b (このIDを非表示/違反報告)
♭.*平野或(プロフ) - 完結おめでとうです! これすごい好きだったよー! 次の合作も楽しみにしてます! こぉ。ちゃん、ぁり。ちゃん、これからも頑張ってください(〃ω〃) (2014年4月2日 17時) (レス) id: d14552bfa8 (このIDを非表示/違反報告)
愛衣(プロフ) - こぉさん 、ぁりさん 完結おめでとうございます !! 廉くんとはっぴーえんどだったんですね ! てっきり紫耀くんかと .. 笑 これからも応援してます 、頑張ってください ヾ(*´∀ `*)ノ (2014年4月2日 16時) (レス) id: 11eda2366d (このIDを非表示/違反報告)
∬。平野 な - ちゅ 。(プロフ) - うきゃあ 、 色々 やばすぎますよおううう !! 廉さん 切ない - ・・ って 黄昏ぎみな廉さんも 好きなんですが ← こぉちゃん も 、ぁりちゃん も 、めっちゃ応援しとる よおおっ *。 頑張れんれんんんん ♭** (2014年3月27日 2時) (携帯から) (レス) id: f6768d2175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:£.西畑こぉ。 With $.永瀬ぁり。 x他1人 | 作成日時:2014年3月9日 9時