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「貴方がひとりーと付き合うんです」
にっこーっと東原さんはそう言った
「それ、事務所的に大丈夫なん!!!??」
志麻くんは興味ありげに聞いた
「事務所的には色んな男性のかたと変なスクープとられるよりはセンラさんと撮られてくれた方が都合が良いのです」
「鬼....」
志麻くんはごくりと喉をならし覚悟を決めたような目をする
え?なんであんな普通に志麻くん喋ってんの
「嫌々......俺には無理ですよ!!??」
「でもさっき貴方が結婚したいって.....」
「それはちがうでしょう!!?結婚したいくらい愛してるって言う意味で....」
「本当にいいんですか???」
「第一、ひとりーちゃんはどう思ってるんです?」
志麻くんは俺が言いたいことをちゃんと言ってくれた
「ひとりーはいわゆる、ガチ恋...しているんです。センラさん、貴方に」
「....!?!?!?!?え、えっと、お、俺もやし!!!!」
謎の対抗心を抱く俺
「そう言うことでもう結婚したらいいじゃないですか。ね?」
バカみたいな顔で東原さんはそう言った
「ひ、東原さん。どう言うことですか....」
急に東原さんの隣でいた人が話し出す
声からして女だろう
何も話さないので存在を忘れかけていた
「私....そんな話全然聞いてないですけど」
フードを取ったその人
勢いよく立ち上がり黒いコートのしたからはなんだか見慣れたロリータ服
細い手足
人形のような服によく似合う白い肌
そしてあの、ハーフ顔と声
「ひとりたん....?」
。
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狼河 - ああああああああああ微笑ましい!!!!!ちょっ この家の壁にしてください!!! (2020年8月11日 11時) (レス) id: e4ff66dab0 (このIDを非表示/違反報告)
リンレイ - 物凄く微笑ましいですねwこの作品好きですw (2019年10月20日 21時) (レス) id: 551bea7f08 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです!続き楽しみに待ってます! (2019年8月31日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
なつ。 - めっっっちゃ面白いです!!無理せず更新頑張ってください! (2019年8月6日 19時) (レス) id: a3d0b8081b (このIDを非表示/違反報告)
らふ(プロフ) - あの、もう、すきでええあええええええ、センラさああああああああああ (2019年5月22日 15時) (レス) id: b0b8c302a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みせ | 作成日時:2019年2月25日 16時