８０話 ページ34
『条件、ですか？』
sn「うん。今からAちゃんが知りたい理由話すけど、約束して欲しい。…週4回のペースでここでカウンセリングを受けること」
『かうん、せりんぐ？』
うん、と頷くぺ神様。
布で顔が見えないけれど声色からして真剣な話をしているんだと察知する
sn「どう？」
『…カウンセリングを受けないといけないような内容なんですね、私がここに来た理由』
sn「まぁね、俺も相当厄介な仕事やって思ってるよ」
『そんなに？』
sn「そう。…どうや？今のを聞いても聞きたい？」
ぺ神様の低い声に少しビビっていた。
正直どこか怪我をして動かせなくなったとか、しばらく訓練を控えるぐらいの事かなと思っていた。
聞いたら精神面のケア…私、虐めとか受けていないんだけどなぁ
でも、やはり人間。恐怖なんかより好奇心が勝ってしまう
『わかりました、カウンセリング受けます』
sn「…そっか…じゃあ話すわ。その代わり、精神が不安定になってパニック起こしたらすぐこっちで対処するから、何されても恨まんでな」
『はい、それは大丈夫です』
パニックを起こし、精神が崩壊するレベルでヤバイ精神汚染か。
もしかしたら知らなかった方が良かった話かもしれない
sn「一回しか、言わへんで。…Aちゃん、昨日の夜に焼肉言ったやろ？」
『あぁ、はい。隊長達と』
sn「うん、そこまでは覚えてんねんよな？……で、何があったか思い出せる？」
『うーん、えっと、焼肉食べていました』
確か大先生にお肉をいっぱい貰って、ショッピさんに泣かされたりもしてたなぁ。
今思い返せば恥ずかしい思い出である
sn「誰と食べたん？」
『えっ？…隊長と、幹部の人達です』
そうそう、隊長にご飯を誘われて行ったら幹部の人も一緒だったっていうね！
あれは恨んだなぁ…今となっては感謝しかないけれど
sn「幹部って？正確には誰が？」
『シャオロン隊長、大先生、ロボロさん、ショッピさんでしょ…、あ、とコネシマ様とチーノ様もおられましたね！』
sn「…他は？」
『えっ、他、いましたっけ…』
もう一度一から一人ずつ思い出してみる。
『あっ…』
そういえばゾム様もいたような気がする
緑色の軍服。
彼を思い出すと、体が震え背中を中心に冬のような寒さが。
え？…なんで？
気になりながらもその続きを思い出せるところまで思い出してみた
私の記憶が正しければ、ゾム様に傷を触られた記憶があるんだよぁ
そう思うと、左頬の傷が少し熱を持ち疼いた
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アリウサパン?(プロフ) - コメント失礼します！「しない」でお願いします！ (2020年8月3日 1時) (
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青葉２号(プロフ) - コメント失礼します！悩みましたが、『する』に一票入れさせていただきます！ (2020年8月3日 1時) (レス) id: 5284f259f4 (このIDを非表示/違反報告)
明莉(プロフ) - コメント失礼します！しない！でお願いします！ (2020年8月3日 1時) (レス) id: 97974cb528 (このIDを非表示/違反報告)
きずな(プロフ) - コメント失礼します。しない一択で！ (2020年8月3日 0時) (レス) id: 9903ddc09e (このIDを非表示/違反報告)
たんこぶ - コメント失礼します。「しない」で投票させていただきます。 (2020年8月3日 0時) (レス) id: 6e4881c6a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月22日 3時
