２６話 ページ29
そういうとゾム様は少し体を硬らせた。
zm「そんな、ことない。まぁ、まだ、…、A、…のこと知らへん、けどな」
『！わ、私の名前覚えて下さってたんですか！』
それには私も驚いた
だって自己紹介して、シャオロン隊長に連れて行かれて戻って来たらいらっしゃらなかったから
てっきりもう一度名前を聞かれるものだと思っていた。
zm「まぁ、記憶力は、ええ方、やから」
『そうなんですか！だとしても嬉しいです！』
zm「ッ……大袈裟やわ」
照れているのか、フードを深く被りなおすゾム様。
ああ、綺麗な緑の瞳が隠れてしまった…
zm「なぁ、……名前で、呼んで、ええ？」
『えぇっ！？』
今日はゾム様に驚かされてばかりだ。
さっき私の名前を呼んだじゃないですか、何を今更了承を得る必要があるのですか…！
zm「あっ、ごめん…、急に、言われても、困るやん、な…」
『いえっ！そういう事じゃないですよ！！全然名前で呼んでもらって構わないです！』
zm「ホン、マ…？」
『は、はい』
目の前にいる私の顔を伺ってくる人は本当に幹部のゾム様なのだろうか？
私の記憶が正しければもっとはっちゃけて爆笑しているゾム様なんだけれどなぁ…
例えるなら…初日にロボロさんやシャオロン隊長に絡んでいた様な悪戯が大好きそうなイメージ
rb「お待たせ〜どう？なんか話したか？」
ロボロさんと大先生がトレーを持って帰って来た。
気まずい空気から解放されるとホッと心の中で安心する
『ロボロさん、大先生、おかえりなさい。』
zm「…おん、話した」
rb「おっ、ええやん！そや、Aちゃんご飯何食べるか決まってるか？」
『まだなんです、ちょっと迷ってて』
シャオロン隊長のオススメのスタミナ定食や、この前なんかコネシマ様にお勧めされた【鮭定食マヨネーズ特盛のせ】を頂いたところだ
食べるのは好きだからここの食堂のメニューをいつかコンプリートしたいなとは思っている
ut「じゃあゾムのオススメ食べたら？スタミナ定食完食してたし行けんちゃう？」
zm「は…な、なんでやねん！」
ut「ええやんけ、折角仲良くなったんやしAちゃんにオススメ教えてあげろや」
rb「大先生ナイス！そうやぞゾム！」
私を置いてロボロさんと大先生とゾム様が何やら口論していた。
私はというと完全に迷子である
zm「で、でも……っA、は、違うの食べたいかもしれんやんけ！」
ut「うーわ、名前呼ぶのに何照れてん？きっしょ！」
zm「っ…や、やかましい！」
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
