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14話 ページ17

kn「お前、ええ奴やな!!」
『そ、そうでしょうか…』
sha「こんな奴気ぃ使わんでええで!適当に口合わせしとけばええねん!」
『えぇ…』


こんな奴ほっといて飯食いに行こうとシャオロン様は背を向ける。
私もコネシマ様に軽く会釈し、その場を離れようとしたところコネシマ様に腕を掴まれてしまい歩くことが出来なくなってしまった。

さっきの返答、気に入らなかったのだろうか…?
コネシマ様の行動に驚きを隠せず、彼を見ると彼は目をギラギラさせて笑っていた
あまりのイケメンさに体が強張ってしまう


kn「お前、名前は?シャオロンとこ所属か?」
『はい、今年入隊させて頂きました!A=エヴァディーンと申します、第五軍団所属です!』
kn「ほぉ、あの特攻部隊に女が入ったんやな!…なんでなん?」


特攻部隊?斥候(せっこう)隊のことだろうか?
確かに前衛を任される危険な隊だ…地雷などあった場合、死ぬかもしれない隊。
特攻隊と呼ばれるのも納得がいく


『な、なんでとは?』
kn「だって、今まで特攻隊に女が入ったことないで。勿論、あんな死ぬ危険性が高い隊やから給料は高いけど」


金のためなんか?と聞かれる。
この返答には困ってしまった。

私自身で希望したわけでもない…
私だって入るとしたら第四軍団か、第一軍団かと思っていたから。
こんな前衛で判断力も駆動力も運動神経もあまりない私が第五軍団に入れるとは思ってもみなかった。
でも、この軍団に必要とされてるみたいでなんだか嬉しかったのだ。


『…なんででしょうか、私も驚いています』


だからコネシマ様の問いにしっかり応えることは出来なかった。


kn「そうか…、まぁ頑張りぃや!次は俺と一緒に鮭定食マヨ大盛りのせ食べよな!!」
『はい!楽しみにしていますね』


曖昧な答えにも関わらず納得して頷いてくれたコネシマ様。
そして私の頭をガシガシと乱暴に撫で「じゃあな!!」と軍団を引き連れ行ってしまった。

私もコネシマ様のお姿が見えなくなるまで敬礼をし、シャオロン様を探す。
幸いなことにあの派手な服のお陰で何百人といる食堂の中でも案外あっさり見つかった。


sha「あ、おった!!遅いねん!他の奴らはもう解散して各自食べに行ったぞ?」
『すみません、ちょっと迷子になってしまいまして…』


ここであえてコネシマ様とのやり取りを言わないのは、また二人が衝突したら厄介だから。
衝突している時の副隊長の顔を見たから、苦労がわかるんだよなぁ…

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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ! (2020年7月23日 18時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓(下に同じく) (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ!(下に同じく) (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
- ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ポカーン) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にろ。 | 作成日時:2020年7月15日 1時

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