お前らいい加減にせえよ。

❤︎ ページ38

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ｶﾁｯｶﾁｯｶﾁｯ…


部屋の時計の音が部屋に響く。


『あのさぁああ？？人の家に来たんだからせめてスマホいじらないで話そ？』

角「あ、ごめんつい」


一段上のソファに座る倫太郎。
くっそ、私を見下ろしてんじゃねぇよこら


話そといっても特に話題が無いため
考えに考えた結果、ゲームすることにした。((


テレビの前まで四つん這いで移動する
ガサゴソと漁ってやっとマ⚫︎カを見つけた。


『あそ…ぼ…！？えっ？』


四つん這いのまま倫太郎の方を向くと真後ろにいた。
ソファにいたはずなのに。


『怖！！！！』


角「…誘ってるよね？」

『は？』


何を言い出すのかと思えば馬鹿なことを言ってくる。
無理です。



角「今のポーズもの凄くいいね」

あ、危険を察知。
四つん這いの私の腰に手を置いたので急いで立って壁に逃げる。



角「逃げなくても…」

『ねぇ待ってこっち来んな止まれ止まれ止まれ止まれ』

角「なんで？俺の事好きなんでしょ？なら別にいいよね」

『よくないしてか好きじゃないから！！』


今の私はとても顔が赤いと思う。
矛盾してるじゃん。

やべ、逃げ過ぎて玄関のドアまで来ちゃった。


『ぃや、あの、本当にやめよ…ぅわあああｯｯ？！？！』

角「うるさ…」


チュッと音はならなかったが頬にキスされた。
想定内だが倫太郎の胸板と顔を押してもビクともしない。

首鋼かよ


『やめてよ』


頬や耳に何度かキスされてるが
悪いが私は一度されたら多少は慣れてしまう性格なんだ。

そろそろ鬱陶しい。

倫太郎の倫太郎に一発決めてやろうかと思い
片足を上げた瞬間


ﾁｭ


と今度は音を立てて口にキスした。
倫太郎の急所を蹴ろうと上げた片足を受け止められたせいで片足立ち状態。
そしてキスとかそんな経験がない為鼻息が当たらないように
息を少し止めてたらすぐ酸欠状態。

その場に座り込んでしまった。


それでもキスをやめない倫太郎にビンタした。


角「っ…た、なにすんの」

『ﾊｧ…ﾊｧい、いやっ…こっちのセリフだからｯｯ…』

角「いい反応するよね、でも我慢は良くないよ」


そう言い首に喰らいつく倫太郎。
ガリってなってはいないけど絶対いった。(


『っう…っくｯｯ…』

角「…きれー」


痛みに耐えてると
噛んだとこを指でなぞる倫太郎。


角「部屋行こっか」


いつもより少し荒く私の手を引き部屋へ連れてかれる。
明日の私は元気かな、

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