お前らいい加減にせえよ。

ぱろ ページ16

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文化祭の次の日は休みだった。


あれから倫太郎と宮たちとは連絡をとってない。
そして話さないしあの事で気を使わせてしまって申し訳なくて恥ずかして
勝手にどんどん気まずくなっていってるのだ。


信用できる友人、モブちゃんに相談したら気分転換に合コンに誘われました草。



モブ「ごめんなぁ！本当に来てくれてありがとう」


『ううん、平気〜楽しみだな』


お店の奥の席に着く。
ここはカフェであってとても美味しそうなケーキが沢山。

相手はもうすぐ来るのかな？


「楽しみやな〜」


「あれ美味そうやな！」


「そんな見つめたらお客さんに失礼でしょ、」



噂をしていれば合コンの相手らしき人がきた。

というか早く顔見たい〜イケメンだったらどうしよー！！
私たちのテーブル近くに立った。3人だな？


見上げるとそこには…




『…んんなんでお前？？』


治「あれA居ったんか？」


角「えいたの」


なんでいるの？？
もうこれ合コンじゃないよね



侑「え、君めっちゃ知り合いに似とる」


『本物だわ』


侑「じゃあ始めようや」


『話聞け？』


友・治・角「「「「いぇーい…」」」」


そりゃ盛り上がらねーわ。
もうただの飯食うだけの会だよ。



侑「ほな自己紹介行くでーー」


『知ってるっつってんだろ』


侑「俺は宮侑いうて、この合コンの監視させて貰っとるねん」


幹事だろ。
なんで監視してんだ


侑「はい次角名」


角「あー角名倫太郎ですよろしくー」


全然やる気ないじゃん。
スマホいじっちゃってるよ。


侑「皆やる気なさそうやから自己紹介飛ばすでー」


『うん、全員知ってるからね、』


侑「じゃゲームの方やって行くでー！！」


『ケーキ頼まないの？？』


侑「今回するゲームは〜王様ゲーム！！ふぅふぅふぅ〜！」


さっきから盛り上がってるのこいつだけだぞ、
てか治ケーキ食ってて角名はスマホいじってて友達2人も自由だし。


は？？なんこれ。


侑「じゃーそれぞれ棒引きやー」


『あ、はい』


侑「くっそ！！王様外れてしもた！！王様誰や」


友「あ、うちや。じゃー２番と４番がポッキーゲームをする！！」


おーなんか合コンらしくなってきたな。

２番と５番…


侑「……」


治「………」


『いやお前らか』






すると角名が間に入って侑と治の咥えているポッキーを折った。


角「あー折れちゃったね」



なんなんこれ。

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