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現在時刻 PM 14:12
ーーー事件発生時刻より15分経過
((…やはりレッドドラゴンの奴らだ。あの弾、CXB-200だった…))
((しかし、あの男はどこに居た？どうして全てを知っている？))
本当にあの男の考える事は分からない。
ぎゅ、とハンドルを握りしめる。私を唐突に襲う恐怖の一欠片を久々に味わったようだ。ヨーロッパで彼らに関わった事がない。ならば何故…。まるで監視でもされているようだ。
｢っ！｣
目星はついていた。
どうせ密入国でもしてきたのだろう。港を走らせていると見慣れた男達。チャイナ服を着てるのはアタシに向けてのお迎えだろうか。車を降りる。そして車の後ろへ回り、トランクを開けた。
｢…最っ高な品揃えよねぇ…。｣
黒光りする銃器達。クリーニング出したてのスーツを脱ぎ、上からフード付きの黒いトレーナーを着た。メガネをトランクに起き、ピストルを1丁ポケットに忍ばせて、フードを深く被ると、彼らのところに向かった。
《運が良すぎる女だ、中国じゃ重宝されるだろうな。》
《捕虜なんて真っ平ごめんよ。だからといって人形も嫌だしそもそも捕まりたくないわね。》
《…はっ、口だけは達者だな》
《…で？男十数人でアタシを相手しようって？》
相手は12.3人ほど。戦うつもりもないのだが…ここは穏便に済ませたい。
《まぁまぁ、落ち着けMs.トランスポーター。俺達もこれ以上変に動きたくはないのさ。》
《…喧嘩吹っかけたのはどっちよ…》
《だからここで終わらせてしまおう、な？今まで君がした事は忘れてやる。だからレッドドラゴンに忠誠を誓え。》
《…は？》
《毎月君の望む給料を出してやろう、どうだ？いい話だと思わないか！？》
《…冗談じゃないわ》
パン、と乾いた音が響く。いつの間にか私のポケットからピストルを引き抜いてリーダーの男の足元に撃ち込んでいた。目を見開く相手も銃を身構えた。
《…いい話？それのどこが？何処の馬の骨か分からない軍団に身を寄せる事のどこにメリットがあるのよ。
アタシの価値は、誰にも測ることはできない。誰の足にも、手にも胴にもならない、それがアタシ、トランスポーターの価値。
アタシの自由を奪うなら、恨んでくれたって結構よ。
誰の駒にもならない、誰にも忠誠を誓わない。それはアンタ達の方の契約違反じゃないか？》
《っクソが！！！！！》
一斉に襲いかかってくる奴ら。さて、久々にサンドバッグにでもなってもらいますかね。
｢…上等だ、アタシをなめた罰だ。｣
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しらたま。(プロフ) - 彩＠いおさん» うっわなんやと！？ありがとうございます(ﾎﾞｿｯ) (2017年10月19日 23時) (
レス) id: 626c66f5a9 (このIDを非表示/違反報告)
彩＠いお(プロフ) - ページ23のルビ振り出来てないですよ……(ﾎﾞｿｯ) (2017年10月19日 22時) (レス) id: cc5895a195 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー☆拓郎(プロフ) - ヒラの我々だの覚え方がｗｗｗチワワに不人気に豚ってｗｗｗ (2017年10月16日 13時) (レス) id: ad3a02f993 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー☆拓郎(プロフ) - この作品大好きです！！これからも更新頑張ってください！！ (2017年10月15日 22時) (レス) id: ad3a02f993 (このIDを非表示/違反報告)
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