お前のこと、押し倒してやるから

２１話　感じてるの？ ページ22

京介｢…なぁ、もっとしようぜ？｣

耳元で言われた。ビクッと体が震えてしまう。

あ｢はあ？もっとって何を？｣

京介｢わかってるくせに。｣

だよね。わかってるけど良いよーなんて言えるはずもないし。

そのまま京介の部屋まで行ってしまった。

また抱き寄せられて押し倒される。

京介｢上、行こ…？｣

行こ？って訊いてるけど、拒否権無いんだよね…。

あ｢うん。｣

ベットに押し倒される。京介に馬乗りされる。

京介｢今日は何枚服着てるのかなぁ？｣

服の中に手を入れながら話してくる。

すごくくすぐったい。

あ｢…んっ…しゃ、さん…まいっ…｣

京介｢ふーん。…ふふっ。｣

シャツの中に手を入れ素肌をなぞられる。

呼吸が荒くなっている。バレたらまずいよね。

京介｢感じてるの？｣

あ｢そんな事、ないっ…んっ。｣

指を動かしながら話すから、声が出てしまった。

京介｢なぁ、舐めろって言ったらどーする？｣

あ｢へ…？何を？｣

京介｢…下に決まってるだろ？｣

ちょっと待って？私たちまだ中二だよ？

そんなのまだ早いよね。

あ｢そ、そんな事、できるわけないよ！｣

私がそう言った瞬間、ブラを取ろうとした。

怒った？

京介｢じゃあ、脱がすよ？｣

あ｢あー！分かった分かった。す、するからそれは勘弁…。｣

京介｢だったら、今度だな。｣

今度、か。良かった…。

あ｢うん。いつまで、こうしてるの？｣

京介｢ああ、悪い。怖かった？｣

あ｢少し。でも、大丈夫だよ？｣

こういう気遣いがあるから嫌いになれないんだよ？

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