お前のこと、押し倒してやるから

１２話　んー？聞こえないなぁ… ページ13

その時、私のお腹あたりに何かがあたってるような気がした。

京介の方を見ると顔を真っ赤にしている。

京介｢あたってる…？｣

あ｢どうしたの？｣

京介｢な、なんでもねえよ…！｣

気のせいだよね。

あ｢…ひゃあっ……ん…。｣

お腹にあたっていたものが別のところにあたっているようだ。

それに変な感覚がする。この原因は大体はわかっているが考えたくない。

京介｢どうしたの？｣

お前のせいだよ。なんて言える頭も残っていない。

あ｢なん…で…も……。｣

京介｢んー？聞こえないなぁ…。｣

京介は耳を近づける。

京介｢…！？…何すんだよ？｣

あ｢なんでもないってさっきから言ってるじゃない！｣

耳を噛んだ。さすがにそれ以上やられると困る。

京介｢痛えじゃねーかよ。｣

あ｢アンタはそんくらいじゃないとやめないでしょ？｣

京介｢………。｣

黙られてもな。

京介｢あ、そうか。時間だったからか。悪い。」

そこじゃないんだけど。

あ｢とりあえず帰るね。今日は。｣

京介｢おう。じゃーな。｣



どうしよう…

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