畳の香り ページ6
畳の香りで目が覚めた。
背中には畳の感触がして、タオルケットは柔らかかった
ここはどこだろう、私の家じゃないことは確かだ
人の家になんて入った覚えがない。だとしたら…
冷たい夜の風が肌を刺すように吹いてきた。
襖が開いていた。襖の奥は庭だった。
私は体を起こし、膝をつけて庭へ向かおうとハイハイをして行った。
その瞬間だった
『っ!』
後ろに何者かの気配がした。すぐさま後ろに振り返ったが、誰もいなかった。気のせいだったのだろうか。ホッと息を吐いた。
「おはようございやすAさん」
『っ!!』
どうやって回り込んだか知らないが、後ろから聞き覚えのある声が耳元で喋った
私は後ろに下がった。
ゴンッ
後ろに下がりすぎたようだ。頭を打ってしまった
『っ…!』
痛くて後頭部を抑えた。
「あーあー、バカだねィ」
そう言いながら近ずき頭をポンポンと撫でられた
『…総悟?』
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三斗(プロフ) - 小太郎が小五郎になってますよー。それとヤンデレ&逆ハ―ものありがとうございます! (5月14日 15時) (レス) @page11 id: 711d636919 (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 猫背のちょんさん» はい!!!! (2022年8月23日 10時) (レス) id: 527420b84e (このIDを非表示/違反報告)
猫背のちょん(プロフ) - 噂のキャンディーさん» 鬼兵隊の話ひとつと攘夷時代の幼少期時代の話ひとつを作るというのでよろしいでしょうか!?!? (2022年8月23日 10時) (レス) id: b64d020323 (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - リクエスト良いですか!?高杉さん率いる鬼兵隊と攘夷時代か幼少期時代をやってほしいっす (2022年8月23日 8時) (レス) id: 527420b84e (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 更新頑張ってください! (2022年7月22日 14時) (レス) id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫背のちょん | 作成日時:2022年4月11日 20時