42話 ページ45
すると突然襖が開き外から学園長と困り顔の山田先生と土井先生が入って来た
部屋の中に緊張が走り私は両手を握りしめ静かに待つ
学園長「忍たま五年と六年に集まって貰ったのは他でもない、明日の合同訓練の事じゃ」
全員((来たッ！))
学園長「いつもとは少し違い�狄夕繊匹鰺儖佞靴討澆拭�
伊作「人質って…まさか」
そこにいた全員が何かを察したようだ
学園長「うむ、ここまで言えば分かるだろう、その役目をそのくノ一の紅羽に願いしたい」
嫌な予感が的中
伊作「本当ですかっ！？」
竹谷「それは危な過ぎです！！」
三郎「先生たちも何か言ってください！！」
先輩達が凄い勢いで先生達に抗議する、すると先生達も困りながら
山田先生「私達も必死に抗議したさ、いくら何でも危な過ぎだと」
土井先生「だがなぁ…もう決めた事だと言って聞かないんだ汗」
伊作「そんな…」
学園長「何儂だって鬼ではない、そこで条件を付けよう」
雷蔵「条件ですか…？」
学園長「うむ、今回の武器は火器類の使用を禁止する！鉄砲、大砲は勿論焙烙火矢も禁止とする！」
文次郎「そうじゃなくてですね…」
学園長「お前たちにもこんな任務がいつか訪れるかもしれん、その時の為の訓練だか一応本人にも聞こうかのう？」
学園長がちらりと私を見る、視線が一気に私に集まる
(ど、どうしよう…すっごく怖いけどでもここで私が嫌って言ったら…でも…)
伊作「春華？無理して答えなくて「や、やります！」えっ！？」
「わ、私その人質役やりますっ！」
緊張で声と手が震えるが大きな声ではっきり言わなきゃっ…！
「本当はすっごい怖いけど先輩達の役に立てるなら大丈夫ですっ！」
土井先生「もしかしたら怪我をするかもしれなんだぞ？」
「覚悟の上です！」
えへっと笑うと学園長先生もニヤっと笑う、先輩達はお互いに顔を見合わせていたがそんな事は関係なく話は進む
山田先生「ざっとの説明はこれで終了、チーム分けは当日発表する、では解散！」
解散の号令が鳴りゾロゾロと部屋を出ていく
竹谷「紅羽っ！」
「？どうかしましたか？」
竹谷「ホントに良いのか？訓練の事…」
「はい、もうやるって言っちゃたしやります苦笑」
竹谷「だがっ…」
「じ、じゃあ先輩が守って下さい…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「忍たま」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます！頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (
レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は！作品毎日楽しみにしてます！更新頑張ってください！私も小説３作品書いているのでもし良ければ見に来てください！ (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪華 | 作成日時：2019年7月17日 16時
