130.ただいま ページ41
学園の扉の前に立った
どんな顔をして会えば良いんだろうか
まずは謝らないと…
三郎次｢そんな不安そうにしなくても大丈夫だと思うけど。｣
『…別のことでって言うのが分からなくて怖い。』
左近｢その別のことが分かってないのAさんだけですから。まあ僕たちが着いてるので、大丈夫ですよ。｣
扉を開いた
そう言えば出門表書いてない
秀作｢入門表だけでいいよ。出門表ならタソガレドキの方が書いてくれたから。｣
『あ、そうだったんですね。』
秀作｢…これでよし。Aちゃん、帰ってきてくれて良かった。皆が待ってるから行っておいで。また話そうね。｣
ニコニコと変わらない笑顔を見せてくれる
秀作くんに手を振って、不破くんに連れられて歩く
そこには忍たまの皆がいた
ここは…私が忍たま全員と会った場所だ
『…ご迷惑おかけしてすみませんでした。』
伊作｢許可をしてしまったとはいえ、すごく心配したよ。｣
留三郎｢手紙を勝手に読んだ。…出ていくつもりだったのか。｣
『…いいえ、いつ元の時代に帰るか分からないから書いておいたんです。何も言わずにはさすがに失礼だと思って。』
文次郎｢そういうことか…紛らわしい。｣
『ごめんなさい…。』
仙蔵｢お前が言うと責めてるように聞こえるからやめろ。｣
小平太｢まあ細かいことは気にするな。怒ってはいないが、曲者に攫われていたんだからな！｣
そう言えば、目を隠すのに使っていた覆いを返すのを忘れていた
お礼も言えていないじゃないか
『い、いえ、雑渡さんは私の願いを叶えてくれただけで…。』
伊作｢願い？｣
『…ここに居たら私は、ずっとここに居たいと思ってしまいそうになるんです。ここにいても良いのだと一緒にいていいのだと錯覚しそうなんです。』
留三郎｢…まだここに居場所がないと思ってんのか。なあ初めて会った時からそうだ。お前が思っているより、俺たちはもうAを信用してんだ。｣
伊作｢ここはAちゃんの安心できる場所にはできないかな？もう見ても話しても…君の理想が崩れて恐れることなんてないと思うんだけどな。｣
『…ここにいても良いんですか？』
仙蔵｢私はあなたに恩がある。ここに居る皆もそうですよ。｣
文次郎｢…はあ、必要なのは許可じゃない。ここは帰る場所なんだから、先に言うことがあるだろう。｣
やれやれと6年生は見ている
迷って、迷って、小さな声で言った
『…ただいま。』
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スイちゃんですよ〜☆ - Ahoy!!最高です！続編に出航!!!! (2023年1月24日 15時) (
レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - (^^ω)だだﾀﾞ大統領になったらね☆まずは、リーヴル様を捕まえるね！と言う冗談は、そこら辺に捨ててね、 (2023年1月24日 15時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あーーさん» お褒めの言葉ありがとうございます。神様だなんて…。あーーさんの心に残る作品になれて幸いです！これからもよろしくお願いします。 (2021年3月8日 1時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
あーー - 何この素敵な作品…リーヴルさんは神様ですか？ (2021年3月8日 1時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あまねさん» 愛の告白をありがとうございます(笑) 作品を気に入っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2021年3月7日 19時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リーヴル | 作成日時：2021年3月1日 13時
