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120.会わない ページ31

立花仙蔵side


仙蔵「なあ、文次郎。Aと最近会ったか?」

文次郎「いや、会ってないがどうした?」

仙蔵「いやな、兵太夫に言われたんだが…は組でAと出かけたかったらしく会いに行ったが都合が悪く会えなかったらしいのだ。」

文次郎「そういや、団蔵も同じようなことを言っていたな。偶然じゃないのか?」

仙蔵「私もそう思ったのだが2週間だぞ。さすがに変だと思わないか?それだけじゃない、3年が一緒にご飯を食べようと誘ったが、申し訳なさそうに仕事があるからと断られてしまったと。」

文次郎「たまたま仕事が忙しかったんだろう。」


何を言っても気にすることではないと言われてしまう
文次郎に相談したのが間違いだったか…
基本的にこやつは、こういったことを気にしないんだった


仙蔵「はあ…お前じゃ役に立たん。伊作たちの所へ行くぞ。」

文次郎「待て、俺はっ…おい!襟を掴むな!締まるっ!」


何か言っているのを無視して、引きずって歩いた


仙蔵「伊作いるか。」

伊作「どうしたの…って文次郎生きてる?」

仙蔵「ん?ああ大丈夫だろ。」

留三郎「ふっ、随分とやつれたなあ。」

文次郎「なんだと?!」


言い合いになり、いつも通り2人で喧嘩を始めてしまう
それを放置して伊作に先程と同じ話をした


伊作「仙蔵も?僕たちもさっきまで同じ話をしていたんだ。」

仙蔵「そうだったのか。お前はどう思う?」

伊作「僕もおかしいと思う。最近は後ろ姿をたまたま見かけるくらいで、やけに会わないんだよね。」

小平太「その話なら私たちも混ぜてくれ!」


天井から声がすると、小平太と長次が降りてきた
いつの間にやら6年全員が揃っていた


伊作「もしかして小平太たちも会っていないの?」

小平太「ああ!伊作たちが1番、Aと仲がいいだろう?だから聞きに来たんだ!」

長次「…だが、伊作たちも同じなのか。」

文次郎「気にし過ぎだと思うがなあ…。」

留三郎「てめえは気にしなさすぎなんだよ!」


小競り合いながらも戻ってきた
皆が考え込む中、伊作がポツリと呟いた


伊作「…まさか、もう自分が必要ないんだと思ってるじゃ…。」

仙蔵「ここに来た時に彼女がそんなことを言っていたな。」


彼女の性格的に忍たまを避けたりはしないはずだ
明日にでも会いに行ってみようかという話になり、それで結論を出すことになった


文次郎「その前に明日は任務でいないことを忘れてないだろうな?」

留、伊「「あ…。」」

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スイちゃんですよ〜☆ - Ahoy!!最高です!続編に出航!!!! (2023年1月24日 15時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - (^^ω)だだダ大統領になったらね☆まずは、リーヴル様を捕まえるね!と言う冗談は、そこら辺に捨ててね、 (2023年1月24日 15時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あーーさん» お褒めの言葉ありがとうございます。神様だなんて…。あーーさんの心に残る作品になれて幸いです!これからもよろしくお願いします。 (2021年3月8日 1時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
あーー - 何この素敵な作品…リーヴルさんは神様ですか? (2021年3月8日 1時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あまねさん» 愛の告白をありがとうございます(笑) 作品を気に入っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2021年3月7日 19時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リーヴル | 作成日時:2021年3月1日 13時

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