95.ツンデレだ ページ4
『んー、よく寝た！』
翌日、起きてすぐに風呂に入った
先に寝落ちしたり、徹夜で寝不足だったり、一昨日のように気を失ったり
色々と波乱万丈だ
善法寺くんから診察を受けて、無理は絶対にするなとこれでもかと言うくらい釘を刺された
昨日、下級生の皆と話している時に、金吾くんからくじ引きを差し出されて引いた
今日の委員会は火薬委員会だった
たぶんそれが関係しているから、善法寺くんもああやって言ったのだ
火薬庫…あれ以来近づいていないが、大丈夫だろうか
不安になる
もうあの場で何も起こらないだろうに…
自分の部屋に戻って、伊助くんが私を呼びに来るのを待った
伊助｢Aさん、失礼します。｣
戸が叩かれた
返事をすると戸が開かれ、助くんがこちらに顔を覗かせた
伊助｢迎えに来ました。…その前に…。｣
部屋に入り私の前で正座する
なんだろうと思っているとこちらを凝視してくる
こんなにもじっと見られると緊張する…
伊助｢金吾から聞きました。…お怪我は大丈夫ですか？｣
『ああ、なるほど…。怪我はないよ。この首の包帯も善法寺くんが大袈裟に巻いてるだけ。心配してくれてありがとう。』
伊助くんの頭を撫でると嬉しそうに目を細めた
伊助｢なら、良かったです。でも、絶対に！無理しないようにしてくださいね！乱太郎も言ってるんですから！じゃあ行きましょうか。｣
今日も手を繋いで外に出た
すると近くの柱にもたれて池田三郎次くんが立っていた
伊助｢池田三郎次先輩！もしかして、待っていてくれたんですか？｣
三郎次｢…別に。｣
伊助｢ありがとうございます。｣
三郎次｢勘違いすんな。ほら行くぞ。｣
池田三郎次くんはちらりと私を見たが逸らしてしまった
私と伊助くんが一緒にいるのを心配したのだろうか
伊助｢Aさん。三郎次先輩は、あの時から委員会は必ず僕と一緒に行ってくれるんです。素直じゃないんですけど、優しいでしょ。｣
私に耳打ちして教えてくれた
なるほど、ツンデレだ
『良い先輩だね。』
伊助｢はい！｣
三郎次｢遅いぞ。何立ち止まってんだ。まったくとろいな。｣
伊助｢先輩が速いんですよ！｣
池田三郎次くんの後を追って火薬庫へと向かった
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スイちゃんですよ〜☆ - Ahoy!!最高です！続編に出航!!!! (2023年1月24日 15時) (
レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - (^^ω)だだﾀﾞ大統領になったらね☆まずは、リーヴル様を捕まえるね！と言う冗談は、そこら辺に捨ててね、 (2023年1月24日 15時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あーーさん» お褒めの言葉ありがとうございます。神様だなんて…。あーーさんの心に残る作品になれて幸いです！これからもよろしくお願いします。 (2021年3月8日 1時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
あーー - 何この素敵な作品…リーヴルさんは神様ですか？ (2021年3月8日 1時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あまねさん» 愛の告白をありがとうございます(笑) 作品を気に入っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2021年3月7日 19時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リーヴル | 作成日時：2021年3月1日 13時
