93.おやすみなさい ページ2
端的に言うと寝込んだ
仲直りできたのを確認したことで気が抜けてしまったのだろう
そこで意識が飛んだ
起きたら案の定、保健室だった
目を覚ますと、夕暮れだった
誰もいないのだろうかと見回していると、戸が開いた
小平太｢目が覚めたか。｣
『七松小平太くんと平滝夜叉丸くん。』
小平太｢名前でいい。具合はどうだ？｣
『平気ですよ。気を失ってしまってすみませんでした。運んでくれてありがとうございます。』
滝夜叉丸｢私も名前で構いません。謝罪も感謝も必要はありません。こんな状態にさせたのは私たちの責任なんですから。｣
『責任なんて感じなくてもいいよ。どうして2人が？』
小平太｢あー…目が覚めるまでしっかり見てやるように言われたんだ。｣
『なるほど？』
滝夜叉丸｢1日寝ていたんですよ。｣
『え？！丸一日？！』
ということは委員会！
伊作｢委員会は大丈夫だよ。事情は分かっているから、また明日からお手伝いだって。｣
『そうですか、良かった…って、え？』
伊作｢やっぱり寝て起きて、まず考えることがそれかい？｣
圧を感じる
いつの間にか2人の後ろに善法寺くんが立っており、笑顔だった
『ご、ごめんなさい。』
伊作｢はあ…まったく。本当は2.3日休ませたい所だけど、言っても君は働くだろうから今日しっかり休むこと。いいね？｣
『はい。約束します。』
伊作｢ならよし。お前たちも入っておいで。｣
外に声をかけた
そちらを向くと、保険委員と体育委員の子達が勢揃いだった
善法寺くんに許可をもらうと一斉に入ってきて矢継ぎ早に私に声をかけた
『待って、1人ずつ話して？』
金吾くん、四郎兵衛くん、乱太郎くん、伏木蔵くんからは心配
大丈夫と伝えると安心していた
三之助くん、数馬くん、左近くんからは説教
謝るとやれやれとため息をつかれた
『心配かけてごめんね。心配してくれてありがとう。』
皆、照れたように笑った
皆と話した後、解散となり下級生は帰って行った
また3人だけになる
伊作｢…手首に縛られた跡と、首に刃物をあてられた時にできた小さな切り傷があるからね。大丈夫ではないよ。｣
『…分かっています。』
伊作｢もう少し気を使ってね。女の子なんだから。…さ、横になってもう休むんだ。…おやすみなさい。｣
『はい、おやすみなさい。』
1日眠っていたのに、横になるとまた眠気が襲った
意識が遠のいていく
善法寺くんが2人に何か話していた
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スイちゃんですよ〜☆ - Ahoy!!最高です！続編に出航!!!! (2023年1月24日 15時) (
レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんですよ〜☆ - (^^ω)だだﾀﾞ大統領になったらね☆まずは、リーヴル様を捕まえるね！と言う冗談は、そこら辺に捨ててね、 (2023年1月24日 15時) (レス) @page50 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あーーさん» お褒めの言葉ありがとうございます。神様だなんて…。あーーさんの心に残る作品になれて幸いです！これからもよろしくお願いします。 (2021年3月8日 1時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
あーー - 何この素敵な作品…リーヴルさんは神様ですか？ (2021年3月8日 1時) (レス) id: d228b33f0e (このIDを非表示/違反報告)
リーヴル(プロフ) - あまねさん» 愛の告白をありがとうございます(笑) 作品を気に入っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2021年3月7日 19時) (レス) id: 17c0458bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リーヴル | 作成日時：2021年3月1日 13時
