「つき手」と「相の手」 五段 ページ15
side 尾浜勘右衛門
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小平太「おかわりー!」
庄左ヱ門「七松先輩、ペースが早すぎます…!」
彦四郎「少し休みましょ…?」
日が頭上に到達する頃
あんなに沢山あった餅米は
残り少なくなっていた。
それもそうか…
尾浜「まさか、ドクタケ教室やタソガレドキ忍者…」
鉢屋「風魔流忍術学校にチャミダレアミタケ忍者…」
多すぎる…。
でも、さすがプロの忍者たちは違うな。
辺りを警戒しつつ、
食べる量は控えめに。
何かあった時に満腹では戦闘に不利だ。
それに比べて…
小平太「えー、もう餅無いのか?」
彦四郎「今から餅つきをしますので…」
小平太「では、私が餅つきをしよう!」
庄左ヱ門「えぇえ!? ちょっと待って下さい…!」
長次「小平太には任せられない。」
お腹いっぱい食べたい六年生…。
潮江先輩と食満先輩は何故か揉めている…
鉢屋「七松小平太先輩に餅つきを任せたら、
突いた弾みで餅が何処かへ飛んでいきそうだな…」
尾浜「でも、中在家先輩が止めてくれるみたい!」
中在家先輩もやっぱり七松先輩には
餅つきを任せられないと思ったんだろう。
本当に中在家先輩は頼りになるなぁ…!
・・・。
.
小平太「イケ!……イケ!……ドン!……ドン!」
長次「……もそ!……もそ!……もそ!……」
・・・。
鉢屋「……………違うみたい。」
尾浜「なるほど…。七松先輩を止めるんじゃなくて
七松先輩が餅をついて、中在家先輩が相の手をする
………………………ってことだったのね……。」
そんな先輩たちには
多くの視線が集まっていた。
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鴫碧(プロフ) - 雪さん» お久しぶりです! 本当は拾で終わる予定が、まさかの拾参まで続いてしまいました…。そろそろ終わりそうですね…笑 お互い頑張りましょう! (1月27日 21時) (レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - お久しぶりです続編おめでとうございます。そろそろ物語もしゅう終盤ですかね?お互い小説作り頑張りましょう (1月27日 20時) (レス) id: c61495b448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鴫碧 | 作成日時:2024年1月27日 19時