最後のお餅 二段 ページ2
side 尾浜勘右衛門
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留三郎「おーい！ 学級委員会！」
『ん、留三郎じゃないか。何か用？』
留三郎「何か用？じゃねぇーよ！」
庭から声をかけてきたのは、
用具委員会の食満留三郎先輩だった。
A先輩はまだ眠たそう…
夜眠れていないのか？
食満留三郎先輩の話を聞くと、
餅つきのための杵と臼を四つほど
用意したという報告だった。
『四つ？ それで足りるか？』
尾浜「逆に足りないんですか？」
『え？ だって委員会って、たしか…………
壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、捌、玖………………』
留三郎「全員で餅を突いてどうする！」
鉢屋「餅を突く人と焼く人で分けるんですよ…」
食満留三郎先輩に続いて
三郎までもが飽きれたように言う。
なんか今日のA先輩、
ふわふわしてるな…
寝不足なのは間違いなさそうだ。
庄左ヱ門「尾浜勘右衛門先輩！ 鉢屋三郎先輩！」
彦四郎「A先輩もご一緒でしたか！」
庄左ヱ門「各委員会への周知、完了しました！」
鉢屋「ありがとう！ こっちも終わったよ」
向かいの廊下から庄左ヱ門と彦四郎が
こちらに気付いて歩いてくる。
これで、準備は粗方終わったか。
あとは本番だな。
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鴫碧(プロフ) - 雪さん» お久しぶりです！ 本当は拾で終わる予定が、まさかの拾参まで続いてしまいました…。そろそろ終わりそうですね…笑 お互い頑張りましょう！ (1月27日 21時) (
レス) id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - お久しぶりです続編おめでとうございます。そろそろ物語もしゅう終盤ですかね？お互い小説作り頑張りましょう (1月27日 20時) (レス) id: c61495b448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴫碧 | 作成日時：2024年1月27日 19時
