【男主】もう一人の六年生は任務中 捌【忍たま】

大運動会 開幕 七段 ページ42

side 猪名寺乱太郎

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乱太郎「金吾！ さっきのすごかったよ！」


しんべヱ「かっこよかった！」


きり丸「日頃の練習のお陰だな！」


金吾「あはは……まさか一本取れるとは思ってなかったよ。これも戸部先生のお陰さ！」


『戸部先生って誰？』


乱太郎「A先輩！？ ここで何されてるんですか？」


きり丸「ここ、一年生の待機場所っスよ？」


しんべヱ「迷子とか？」


『なわけないだろ…』



















一年生の待機場所に現れたのは

六年生の鬼居A先輩。



他の皆もビックリしてる…



















『ここで観戦しよーかなーって』


金吾「何でわざわざ一年生の待機場所なんですか？」


『六年生の待機場所、見てご覧よ。』


しんべヱ「どれどれー？」


きり丸「………なるほど」


乱太郎「ここで観戦したい気持ちはわかります……」



















六年生の待機場所を見ると

そこには誰も居なかった。



つまり、あそこで観戦すると

必然的にボッチになってしまう…



















『俺そんなの絶対嫌だ』


乱太郎「あはは……わかりました…」


金吾「次の種目は手裏剣だね」


しんべヱ「やっぱり今回も立花先輩かな？」


きり丸「どうだろうな。今回はみんな上級生だから…」



















話している間に種目は着々と進んでいく。


一つ目の手裏剣撃ちは「乱定剣」




七松小平太先輩が一番乗りで手にしたのは湯呑み。

わ、割れ物だ…！



















小平太「こっこだぁー！」


仙蔵「バカ！ そんな撃ち方したら…！」





バリンｯ！







小平太「あれ？」


伊作「うわぁぁあ！？」


久々知「なんだ！？」


竹谷「いって！」


仙蔵「だから言っただろ！ そんな撃ち方したら破片が良からぬ方向へ飛び散るんだ！」


小平太「あは！ すまん、すまん！ って事でお先！」


文次郎「待ちやがれ！」
















やっぱり…


七松小平太先輩の撃った湯呑みが砕けて

あちこちに破片が散乱している…



後で竹谷先輩の手当てしないと…


















しんべヱ「A先輩、乱定剣ってなんですか？」


きり丸「しんべヱ、前回も同じ事やってるんだから流石に覚えただろ…」


『え、知らない(((』


金吾「絶対嘘じゃん…」


乱太郎「説明が面倒くさいの丸分かり…」



















そして二つ目の手裏剣撃ちは…




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