【男主】もう一人の六年生は任務中 捌【忍たま】

一族と末裔 三段 ページ3

side 潮江文次郎

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鉢屋「来るとしたらこの辺りからか？」


久々知「少しばかりハンデがあるような…」


尾浜「なんたってあっちには浜守一郎がいるから」


竹谷「ホドホド城のことは熟知しているはずだ。」


不破「箱を隠すのはここでいいのかな…？」














四年生と分かれて直ぐに作戦会議。



五年生が四年生に勝って当然

と、言いたいところだが…



厄介なのは浜守一郎の存在。





あいつはホドホド城跡を一人で守っていた。

ここの地形はよく知っているだろう。















文次郎「そろそろ来るぞ。準備しろ」


久々知「あ、はい！」


竹谷「取り敢えず、三郎が箱の近く！ 裏を雷蔵と勘右衛門！ 俺と兵助で正面だ！」


不破「だ、だいじょーぶかな…」


鉢屋「まあ、なんとかなるだろ」


尾浜「よし！ 行くぞ！」



















そして、四年生 対 五年生の授業が始まった。




一応俺も五年生側だからな。

なるべく箱に近い場所に潜める






が、



















文次郎「………………っ…」


鉢屋「………………」



















静か過ぎる。

物音一つ聞こえない。



まだ来てないのか…？



いや、だとしたら遅い！

攻めるのにも時間をかけるのか！

あいつらは！
















ガシャン！

















文次郎「…っ……なんだと！？」


鉢屋「そんなのアリ！？」

















一瞬だったと思う。




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