【男主】もう一人の六年生は任務中 捌【忍たま】

盗まれた巻物 九段 ※R-15注意※ ページ14

side A

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頭がボーっとする。



利吉さんが何か言ってるけど、

全然頭に入ってこない…








イカリソウ…



巻物で読んだが、

まさかここまでの効果だなんて。






てか、なんで生えてたんだろう…



最近の温度差のせいで

生き残るイカリソウがいたのかな。





惚れ薬に対する薬草なんて無いし、

対処法は知っているが

流石に利吉さんには頼めないな…





こんな事になるなら誰でもいいから

房中術とか教えてもらっとけばよかった。


あ、「誰でも」は駄目か(((



文次郎とか小平太は勘弁だなー

なんなら終わりが見えないもん(((




ダメだ…

寝そうで寝れない…

このまま落ちれば楽なんだけどな…



外から入る風が肌に触れただけで

電気が走ったような感覚になる。






横になって耐えていると、


















『え！？ ちょっ、利吉さん？』


利吉「すまない。体勢が良くないな。私が後に回ろう」


『いや、そうじゃなくて…っ……！？』



















一瞬で帯を解かれたかと思うと、

利吉さんに背を向けて座る形と変えられる。



片手で腰辺りを後ろから支えられ、

もう片手が内股を添う。



なんとか藻掻いてみるが

びくともしない。





利吉さんってこんなに力あったのか…














利吉「勿論、嫌ならしない」


『…くっ……』


















俺の意思を尊重する言い方だが、

惚れ薬を知っているなら意地悪だ。




何方にせよ、ズルい…







目を瞑って耐えていると、

内股にあった手が俺のそれに直接触れてくる。



















『んっ！ 待ってｯ！ し、しなくていいから…っ！』


利吉「やっぱり。対処法は知ってるみたいだな」


『当たり前だろ！(((』


利吉「じゃあ対処しなかったらどうなるかも知ってるな？」


『それは………ぐっ！？』















身体の中にある惚れ薬は出してしまえばいい。

それが一番の対処法




答えを聞く前に利吉さんは

俺のそれを早急に扱う。



一気に溢れる感覚に襲われる。







ふと、鉢屋三郎と

雑渡昆奈門さんの顔が浮かんだ。



と、同時だった気がする…










グイｯ！








『痛っ！ くっ…何すんだ……！』


利吉「余計なこと考えてただろ。今はこっちに集中しろ」


『…うっ…はやい、って………も、でる……んっ！』

















俺は耐えきれず欲を吐き出した。


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