一族と末裔 二段 ページ2
side 尾浜勘右衛門
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尾浜「A先輩? 大丈夫ですか?」
不破「なんかすごい疲れてますね…」
『問題児の世話は大変だよ』
綾部「先輩が前を歩けば良かったんじゃないですかー?」
『何で四年と五年の授業に六年の俺がちゃちゃ入れないといけないんだよ』
潮江先輩と共に俺たち五年生は無事、
目的地であるホドホド城跡に到着した。
そこにはA先輩を除いた他の六年生と
山田先生に頼まれたと言う利吉さんが
先に来て下見をしていた。
A先輩と四年生が来るまで
授業の予習をする。
数分してA先輩達が到着した
潮江先輩は怒鳴っていたが、
A先輩……
なんだか顔色悪いな…
食満先輩の一声で皆がホドホド城跡の中へ入る。
仙蔵「みんな揃ったな。これから四年生 対 五年生の授業を始める」
『ん? 待った。聞き間違いならいいんだが、“ 四年生 対 五年生 “ って言った?』
仙蔵「そう言った。先攻を四年生として、外からホドホド城跡に籠城する五年生を制圧する。五年生は城内にこの箱を隠し、時間内に守り切る。四年生はその箱を城外に出せたら勝利だ。」
文次郎「ちょっと待て。俺達も参加するのか?」
仙蔵「当たり前だ。これで良いですか? 利吉さん」
利吉「私は見ているだけだから、任せるよ」
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side A
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そう決まると、
四年生と五年生で分かれる。
何でよりによって四年生側なんだ…
五年生だったら動きが合わせやすかったのに…
関わったことがあまりない四年生と
どうやって勝ちに行けと…?
ダメだ…
考えると頭痛がする
そうだ
これは俺の授業じゃない。
深く考えるな…
全てを任せればいい!
それで負けても俺が負けるわけじゃない(((
ホドホド城の外の草陰に皆で潜める中
俺は一人で頭を抱えていた。
浜「ここが一番隠しやすい。ここに辿り着くには門から突っ切るか、裏の塀を超えるしかない。」
田村「門から行くのってアリなの?」
綾部「あまり得策ではないねー。まあ、五年生と堂々と真正面から挑むなら別だけど」
斉藤「あまり戦いたくはないよね…」
平「ここは一つ、先陣切ってこの私が!」
作戦を静かに聞くが
なかなかまとまらない…
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鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» 諸泉尊奈門の扱いが酷くなってしまったのは申し訳ない…ww 尊奈門はなんだかんだで雑渡昆奈門にもっていきやすいwww (2022年6月21日 22時) (レス) @page25 id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - 鴫碧さん» www気を長くして待っております!!戦国・室町時代は子供を鬼の子として捨てることが多かったですよね………そんなことがなくなる時代が来ることを願います! 城勤めの忍者は大変ですね、次から次へと任務があるので・・・ (2022年6月13日 19時) (レス) @page20 id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
鴫碧(プロフ) - 千雪(ーωー)さん» どう頑張っても利吉さんのイメージが思い付かず…ww。次でなんとかやってみますww (2022年6月12日 23時) (レス) @page20 id: dea0075d52 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - 利吉さんは経験者なイメージがありますが、以外と初心だと可愛いですね(*´艸`)(*´艸`) (2022年6月11日 20時) (レス) @page15 id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
千雪(ーωー) - リク答えてくださってありがとうございます❗薬草学がすき!?凄いです! 利吉さんとの関係が出来ていなくても凄く良かったです(≧口≦)ノ (2022年6月11日 20時) (レス) @page15 id: 2c3e10b906 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鴫碧 | 作成日時:2022年6月2日 23時