【男主】もう一人の六年生は任務中 漆【忍たま】

止まない雨 四段 ページ4

side 潮江文次郎

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文次郎「まったく……雨だからって…」


仙蔵「ドクタケらしいな…」
















俺達は正面から堂々と侵入した



途中、屋根裏を這いながら

部屋を見て回る。




大広間だろうか

ドクタケの皆が集まってワイワイやっていた。
















仙蔵「私は他を見て回る。文次郎はここで待機していてくれ。出城について何か漏らすかもしれない」


文次郎「わかった。気を付けろよ」

















仙蔵と分かれ、俺は待機する



にしても飽きれたもんだ。

忍者が天井裏にいる曲者に気付けないなんて…




微かに鼻に付くのは酒の匂い




こっちまで酔いそうだ…
















竹高「これは上手い酒だ！」


八方斎「とても飲みやすいですな！ しかし、何でまたタソガレドキがこんな珍しい物を…」


竹高「まあ、気にするな。今日は飲むぞー！」

















ガヤガヤする中、

ドクタケ城城主である木野小次郎 竹高と

ドクタケ忍者隊首領の稗田 八方斎



その二人の会話に耳を傾ける。













文次郎「タソガレドキがドクタケに酒……？」











何故だ？

ドクタケとタソガレドキは敵対にあるはず…



考え込んでいると、













八方斎「誰だ！」














しまった…！



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