【男主】もう一人の六年生は任務中 漆【忍たま】

事実の秘密 四段 ページ29

side 食満留三郎

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新野「私は屋根の上から皆の事を見ていただけですよ」


留三郎「………Aは何処にいるんですか」















おかしいじゃないか



さっきの乱太郎の話を聞いた後で

外に出れば新野先生が居る。



Aに何かあったってことだろ！

















新野「……彼なら大丈夫ですよ」


留三郎「何でそんな事が言えるんですか！」


新野「…彼が……そう言ったからです……」


留三郎「…っ！？」










新野先生は俯いてしまった

そのせいで表情はわからない



俺は納得出来なかった。


Aが自分で言ってるだけで、

本当は限界なのかもしれない。
















新野「彼は自分の部屋で横になっています。今日はこのままそっとしておいて下さい…」


留三郎「自分の部屋…！？」















部屋に居たのか！？

まさかの盲点だった…



誰もAが部屋に居るなんて思わないだろ(((



新野先生はその言葉の後、

静かに屋根から降りて行ってしまった。









一人屋根の上





Aが新野先生に「大丈夫」って言ったのか…



って事は新野先生が

「大丈夫？」って聞いたんだよな。



新野先生はAに異変を感じたから聞いた…





でも「大丈夫」って言われたから

そうなんだね、とはならないだろ



















新野先生は何でAの

「大丈夫」を信じるんだ。



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