【男主】もう一人の六年生は任務中 漆【忍たま】

年下の小松田くん 二段 ページ17

side 尾浜勘右衛門

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『じゃあ俺は学園長先生に用事があるから』


尾浜「はい！」


小松田「ちょっと待ったぁぁあ！」













任務の報告だろうか

学園長先生のところへ行くと言うA先輩



俺も長屋に戻って兵助と食堂へ行こう。





だが、歩き出す先輩の足を止める者がいた。
















小松田「Aくん！ 入門表にサインを！」


『…ﾁｯ………わかったよ…』












え、舌打ち(((


そんなに入門表にサインするの嫌なのかな…

サインをして小松田さんに渡す















小松田「ありがとうございます！」


『本当、小松田くんってしつこいなぁ。てか侵入者とかよく分かるよね…。参っちゃうよ』


小松田「それが僕の仕事ですから！」


『仕事ねぇ…。まあ、頑張ってよ。じゃあ尾浜、またな』


尾浜「あ、はい」

















あれ？

なんだろう




違和感だ。






軽く手を振り、去っていくA先輩。

その姿を小松田さんと見送る






え？

小松田さんって…
















尾浜「小松田さんって何歳でしたっけ？」


小松田「僕は１６歳だけど？」













そうだよな

五年の俺が１４歳で、六年生は１５歳だ。



小松田さんは年上のはずなのに…















尾浜「なんでA先輩は小松田さんにタメ口だったのかなぁ……って思いまして」



小松田「ん？ それはそうだよ！

だって、Aくんは



















________________ 僕より年上なんだから！」





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