【男主】もう一人の六年生は任務中 漆【忍たま】

止まない雨 八段 ページ8

side 立花仙蔵

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諸泉「出来ることなら傷付けたくない」


仙蔵「私に傷を負わせることが出来るとでも？」


諸泉「どっから来るんだその自信は(((」











相手はタソガレドキ忍者

勿論、侮っているわけじゃない。



それなりの忍者である事は解っている。






ここまで何の情報も得られてない…



タソガレドキが侵入しているということは、

出城について何か知っているはず。



聞き出さないと…













仙蔵「今更ドクタケ城に侵入してタソガレドキに何の得があるんだ」


諸泉「……いや、そういうのは無いけど…」


仙蔵「ん？ じゃあ何故？」


諸泉「えっと……その、」

















なんだ？

全然話が進まない…



「言えない」というよりは「言いづらい」？

返答に困っている様子だ。




なら、こちらから仕掛けてみよう
















仙蔵「ドクタケの出城について、何か知っているか？」


諸泉「ドクタケの出城？ なんの話だ？」















聞けば知らないという反応




え？

なら本当に何で侵入しているんだ？



疑問に思っていると、

何かを思い出した様な表情を見せる。













諸泉「…出城………って、まさか…」


仙蔵「やっぱり何か知ってるんだな」


諸泉「いや、そうじゃなくて。多分、それって」



















ドカーン！！




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