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47. ページ3
ひろ…
しばらく沈黙が続いて、つい目を開こうとしたとき
ひろの指が静かに俺の手に触れた。
ﾄﾞｸｯ…
ひろ…？
北「あれから毎日たいのことを考えない日はなくてさ。
楽しい時も、辛い時も、たいに会いたいって思うんだ…
なあ…
お前が好きだよ…
やっぱりたいのそばにいるのが俺にとっての幸せなんだ…
またそばにいさせてくれないかな…」
ひろっ…
これは
夢……？
なあ、ひろ、俺も好きだよ。
北「なんて…。
寝てる時にしか言えない俺は弱いよな…。
こわいんだ…
またお前に拒否られることがこわいんだ…
でも俺はたいのそばにいたい。
俺にとっての幸せは、結婚でも子どもでもなく…
たいのそばにいることなんだ…」
あぁ、俺は何を勘違いしてたんだろう。
俺の勝手な思いで、ひろをどんなに傷つけていたんだろう…
ごめんな…
俺の気持ち… もう一度伝えてもいいかな？
たしかにひろの言う通り、
“幸せ”の形は人それぞれだよな…
……
ギュッ。
北「ﾋﾞｸｯ
た、え、藤…ヶ谷？」
続く (更新停止中)
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作者名：NiKapi | 作成日時：2016年12月17日 18時
