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-小島side-
草｢ほな、帰ろう。｣
正｢帰りましょ〜。｣
小｢帰りますか。｣
メイク落として、着てた衣装を私服に着替えて。
大晴は約束通り、今度は晶哉の背中の上。
帰る家は勿論バラバラ。
でも、乗り込む車は皆一緒。
長い事歩けへん大晴の為にマネージャーが駅まで送ってくれるから、ちゃっかり便乗してぎゅうぎゅう詰めの車内。
まぁ、毎度の事やな。
やって一緒に帰りたいもん。
表と変わらん賑やかさも。
途端に静かになる大人しさも。
ちょっとの時間やって寝ちゃう素直さも。
全部全部、あいつの"らしさ"で。
末｢あれ、もう寝たん？｣
小｢寝た。爆睡。｣
佐｢はや、めっちゃ可愛いやん。｣
まっさんと俺の間に挟まってすやすや寝息を立てる大晴のマシュマロほっぺを突っついて、僕もやりたいって前の席から身を乗り出す晶哉。
したら、寝てる筈やのにふにゃっと顔が綻んで、つい2人で顔を見合わせた。
どんな夢見てるんかなぁ。
もしかして俺らがデビューする夢？なんて。
ほら、今日あった嫌な事なんか、その楽しい夢で忘れてしまえばええねんで。
正｢あ、そういえばあの芸人さんってどうなったんですか？｣
末｢ん？あぁ、事務所にチクッといた。｣
草｢暫く干されるんちゃう？テレビ。因果応報やろ。｣
佐｢うわ…リチャ末こーわっ…｣
小｢いやいや、誠也くん達にしては手加減した方やって。下手したら…いや、何でもない。｣
佐｢何っ！今何言いかけたん！｣
誠也くんが本気出せば、社会から抹殺…なんてな。
流石にそこまでせんわ。
でもまぁ、あの人には申し訳ないけど、こっちやって大事なメンバー傷付けられて黙ってる程優しくないんでね。
大晴にはいつまでも、その名前の通りでいてほしいから。
人々の心を大きく晴らすような、Aぇの眩しい太陽で。
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和音(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて、とても光栄です。稚拙な文章ではございますが、引き続き宜しくお願い致します。 (1月25日 12時) (
レス) id: 340ba87f5d (このIDを非表示/違反報告)
あ - 大好きです！毎日更新されていないか確認しに来てしまいます笑 これからも楽しみにしています。 (1月24日 19時) (レス) id: 13ab776e80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2024年1月20日 17時
